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第二話 降臨

〜あらすじ〜

かいおうを助けたあと、祝勝会を開くハルキたち。しかしそこでキューキューから自分たちの冒険の理由が判明する。その理由が、幻想的な風景を見ることと、時空の歪みを判明させることであった。それらを達成すべく、ハルキたちは同行することとなったのであった。

ハルキ「さて〜...同行するとは言ったものの、どこへ行けば良いのだか…」

オルカ「無策で挑んでもおそらく負けるからねー…」

カメくん「それならいい案がある。まずここら辺のエリアでは一番ある可能性が高いエリアだ。それは...」

といわれ、ハルキたちが案内された先は…


ハルキ「えっ...ここって...」

カメくん「ああ。」

キューキュー「君の家のすぐ後ろの洞窟の中さ。」

ハルキ&オルカ「えええええええええ?!」

二人は驚きが欠かせませんでした。なんせ、自分の家の近くにこんな怪しいところがあるとは思ってもいなかったのです。

キューキュー「ここで毎度おかしな周波数が観測されている。おそらくここが一番空間の歪んだ回数が多い場所だ。」

カメくん「もしかしたらハルキ家ってとんでもない秘密があるんじゃないの?」

ハルキ「そうかもね...でもここの洞窟についてはかいおうからは何も聞いたことはないからね...」

オルカ「まあでもいってみないとわからないからね。」

そういって、四人は水中洞窟に潜っていきました。


ハルキ「ずいぶんきれいな洞窟だね...」

キューキュー「ありとあらゆるところに七色のクリスタルが光っていてめちゃきれいだな...」

四人が入っていた洞窟は思ったよりきれいで幻想的な洞窟であり、いたるところにきれいなクリスタルがありました。

オルカ「でも一体なんでこんな場所をかいおうが黙っていたんだろう...さすがに、かいおうが知らないなんてことはないと思うしね。」

キューキュー「それがこの異常な空間異常と...」

としゃべっていあところでした。

ハルキ「...!何かいる...それも、なかなかでかいやつが...」

キューキュー「注意していけ...おそらくあのわるいわるものの王...それよりかなり強いぞ」

と、言っていたその時でした。

オルカ「きたっ!」

ドカアアアアアアアアアン!

オルカ「うわっと危ない!」

キューキュー「これはゲソ...?でも鉄製の足をしている...」

ハルキ「となると、相手は機械だな...」

そうしゃべっていたところにもう一発振り下ろされました。

ハルキ「奥へ走るぞ!」

壁という壁から勢いよく出てくるゲゾを回避し、開けた場所へ走っていきました。

ハルキ「いた!あいつだ!」

キューキュー「ってこいつでかい!」

開けた空間のそこに現れたのは、全長が10m以上を優に超える巨大な機械イカでした。

ハルキ「こいつが異常な周波数の原因なのか...?」

キューキュー「わからない、いまはこいつを倒すことに専念するぞ!」

ギュウウウウウウウウウン!

ハルキ「うおっはえっ!」

ギュウウウウウウウウウン!

オルカ「うわっと!」

キューキュー「くそっ!めちゃくちゃ動きが俊敏だこいつ...なんとか動きを止めないとまともに戦えないぞ!」

ドガアアアアアアアン!

ハルキ「一旦作戦を考えたほうがいいと思う!このままじゃ危ない!」

カメくん「それもそうだな…」

こうしてなんとか攻撃を掻い潜り、イカの攻撃から一旦避難することができました。

オルカ「ふぅ…疲れた…」

ハルキ「で、どうしようね。」

キューキュー「作戦はニ通りある。一つ目は、カメくんのタックルで、イカのコアを破壊する作戦だ。ただ、この作戦を行うには、奴の気を引くために誰かが囮になる必要がある。」

キューキュー「二つ目の作戦は、この水の空間いっぱいに超高圧電流を流してやつをショートさせる方法だ。この作戦の方が確実だが、失敗すると僕らも巻き添えだ。」

カメくん「僕は1がいいかな」

ハルキ「同じく」

オルカ「僕も同じく」

キューキュー「君たちは意見が偏りやすいね…」

こうして作戦会議が終了したハルキたちは岩陰から出てきました。

キューキュー「さあ!作戦開始だ!」

オルカ「僕とハルキが奴の気を引く!カメくんとキューキューで背後から狙ってくれ!」

キューキュー「ラジャー!」

ハルキ「さて、こう言ったはいいもののどうやって奴の気を引こうかね…」

オルカ「そんなの簡単さ」

そう言いオルカはゲソを掴みました。

オルカ「ゲソ引きちぎってやればいいんだよ!」

バチィィィィィィン!

機械イカ「ギュアアアアアアア?!」

オルカ「ほーらきたきた」

ハルキ「君ってかなり強引だね…」

機械イカのターゲットがハルキたちにさだまりました。

機械イカ「ギャアアアアアアアア!」

ハルキ「きたぞ!」

ドガアアアアアアアアアアアン!

思いっきりゲソを振ってきました。

オルカ「闇雲にやっても当たらないぞっ!」

バチィィィィィィン!

オルカの尾ビレを機械イカの図体に思いっきり当てました。

オルカ「いってぇぇぇぇ?!」

ハルキ「あの体にそんなことしたらそうなるわな…」

ハルキ「さ、次はこっちの番だ。」

キュイイイ!

機械イカが何かを溜め始めました。

ハルキ「これは避けれないな…打ち返すしかない…!」

オルカ「ちょっとやばいのきてない?!」

ハルキ「受け止める準備しとけよ」

キュイイイイイイイイイイ

そして、機械イカのチャージが溜まった時でした。

カメくん「準備できたぞ!」

キューキュー「水陸両用カメくんロケット…はっしゃああああ!」

ドガアアアアアアン!

勢いよくカメくんがロケットランチャーから吹っ飛ばされていきました。

機械イカ「ギャアアッ?!」

カメくん「おっらああああああああ!くらええええええ!」


ドガアアアアアアアアアアアン!


キューキュー「ふう…やっと倒せた…!」

ハルキ「危なかったあ…」

オルカ「後ちょっとで火炙りの刑になってたね」

カメくん「あたまくらくらする〜」

なんとか機械イカを討伐することができました。

ハルキ「で、空間の歪みは治った?」

キューキュー「それがね…また別のところに反応があったんだ…」

オルカ「なにっ?!」

なんと、機械イカが空間の歪みの原因ではなかったようです。

キューキュー「どうやら次は空中に歪みの反応があって…」

と話していた時でした。

ドガアアアアアアアアアアアン!

ハルキ「なんだ?!」

オルカ「一旦洞窟から出るぞ!崩れる!」

突然大きな爆発音がしました。

カメくん「一旦あの爆発音はなんだ…」

一行は一旦、洞窟から出て外へ行きました。

そして、外を見たその時でした。

ハルキ「な、なんだあれ!」

なんと、空中に巨大な円盤型の浮遊物がありました。

キューキュー「あれは…UFO?!」

オルカ「一体全体何が起こっているんだ…?」

と、その時、UFOから声がしました。

???「フハハハハハ!この星はもう終わりだ!」

オルカ「何?!」

その声と同時に、UFOから何者かが降りてきました。

ガ・ゼータ「我の名前は宇宙大魔王ガ・ゼータなり!貴様らの星々は我が配下にあり!」

ハルキ「なっ…!」

ガ・ゼータ「そして、我こそが!のちに宇宙を統一するものであるのだ!フハハハハハ!」

キューキュー「おいおい…こりゃあやばいな…」

カメくん「とりあえず、戦うしかなさそうだね…」

ハルキ「ああ。このままこの星で好きにさせてたまるか!」

こうして、一行は宇宙大魔王ガ・ゼータの元へ向かったのであった。

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