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船頭さんの心意気は末端まで届いている
舵取りの 無知が変わると 船進む
船頭さんの 思うがままに
外様を 取り入れようと 忙しなく
強み弱みも 良きよう変わる
船員の 心顕 勇む足
一丸の船 風の後押し
海運は 大和を生みて 改造す
新たな船出 出港の時
見送りの 手を振る別れ 涙する
精巧な顔 目に焼きつける
大和船 海峡越えて 運航し
緩い天候 見ゆる先行
先行き不安な船は
船頭の心得次第で
晴天のように晴れる
船頭の号令で
毎日忙しなく働く人たちは
みんな笑顔で動いて
自分のできることを
一心不乱にやり尽くす
形になる船は戦艦大和
旧時代の遺物に息を吹き込み
改良改造を施し
造られた船は
新たな海へ
出港する
全ての人や物、事象、現象に
涙涙の別れを告げる
みんなの笑顔を目に焼き付けて海原へ
先行き良好
どこへも行ける
この大和の船ならば
杉乃中かう 拝




