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師は弟子を尊び弟子は師を鏡とす

ミスすると 萎縮(いしゅく)する弟子(でし)に (わら)()

 ほめたたえるを 失敗転(しっぱいてん)

()弟子(でし)の そのこと(いま)に わかるよし

 えがたきものよ うなずき(かえ)

我思(われおも)う ()(われ)ならと 妙味見(みょうみみ)

 あて(くる)しくて (もと)へと(かえ)

(いま)でこそ 物上手(ものじょうず)なれ (はげ)ませば

 皆通(みなとお)(みち) 感嘆(かんたん)とする






あわてず

あせらず

進むがよろし


今でこそ輝けよ

あの月のように

         

すでに変わりているのだから



私は失敗しようとするが

上手くできない

技術を身に染み込ませるほど

年月をかけたお陰で

私は成功を手にしている


おかしなものだ

弟子の頃には

懸命に技術を磨いていたのに

今の私は

失敗をも自由自在に操れると思っていたのだ

数えきれないほど失敗を重ねた私に

失敗をさせないのだから

笑ってしまうよ


技は隠せない

失敗してみせようとも

品の中の魂に

心が宿っているから

偽りにはなれん


だがこれもまた

楽しいものだ

弟子の成長をそばで見ること以上に

私を成長させるものはありはしないのだから






                杉乃中かう 拝



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