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明日は満月です月が綺麗ですね
お月様 照る夜の空は 開けにけり
冬の神風 灯される息
吐息出て 街灯いらぬ 道見れば
見慣れた道も 今時過ぎず
歩く音 月夜に御影 共にいる
家見えて駆け 木霊する声
月はとても大きく輝いていた
暗闇に照らされる空は
私の心を輝かせる光
月の光は空を見上げることを
強く思わせる
月がある
星がある
雲ひとつない夜空は
きれいだ
風が吹く
寒いけれど
温かい
私は一人でないと
思わせてくれるのを見上げているから
生きている
呼吸することに
風に流れる息は
月に照らされる
白い息は
私を離れ
どこかに溶け込むのだ
月か
星か
地球か
果ては今はいない太陽か
空の上は真っ暗だ
宇宙に届くまで
見届けるのも悪くないかもしれない
杉乃中かう 拝




