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涙の数だけ強くなれるよ喜びの涙に変えていこう
ススキの穂 さわりとゆられ はね照れる
頭垂れるや 朝露落つる
ススキの穂が
風に揺られて
ぴょんぴょんと
日の出の光が当たり
キラキラと
照れている
穂の頭が垂れていく姿は
鶴に見えた
一雫
朝露が落ちるのは
頭を下げ
他を尊び
感謝を抱く君に
恵みの一滴
たかが一滴
されど一滴
四方八方に
その一雫を
いただかんと
懸命に今を生きれば
一雫
二雫
三雫と
雨霰のように
降り注ぐ
常に
他と共に
生き生きと
今を生きるならば
自然と
謙虚と誠実になり
頭は下がりっぱなしだろう
それにより
自然と
雨の恵みが
より一層もたらされる
いやはや
ありがたやありがたいや
杉乃中かう 拝




