愛のマスターは死ぬところを覚えたり。マスターの友は自ら従者となった、愛を知るために
友の道 死せずしてなほ 理解せり
勤めて愛し 覚者は生きる
あなたがわたしのマスターかと言う者に対して
マスターは対話する
あなたがわたしに選択権を渡すのであれば、わたしはあなたのマスターなのだろうねと言う
だが、こう続けた。
「あなたはあなたのマスターなのだよ。それなのに選択権を渡すのだね。責任が重いか?それともわたしが、あなたの目の前に立つ初めての人間だからか。あなたはわたしと同等どころか、それ以上のことが出来るだろうに…」
「確かに出来ます。ですが、私にどんな力があっても出来ないことなのです。ですから、契約をお願いしたい」
「あなたがそう信じている限り出来ないだろう。契約と言うがそんなものはない。そんなものは無いんだよ、友よ。あなたがすでに契約に従っている。虚構で創られた物語を信じている」
「…」
「あなたは自由だ。何者にも縛られる必要はないし、何も縛る必要はない。必ず争いのゲームに参加する必要はないのだよ」
「私には叶えたい願いがあります。ですから、ゲームに参加したいのです」
「…そうか。わかった、参加しよう。契約しよう。この身この魂を懸けて望もう」
「ありがとうございます。マスター」
「ああ、今日からわたしがあなたのマスターだ」
すめらすめら
かわるかわる
うれしうれし
たのしたのし
ありがたいありがたい
愛する愛する
出会いに感謝出会いに感謝
今有一切大願成就
杉乃中かう 拝




