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アンガーマネジメント 怒りの衝動(起こる全ての感情)を内観する


感情が湧き起こってきたら、じっくりとその感情を観察して見よ。そこに何をも判断せず、感情がどういう動きをしているのか見つめるのじゃ。その感情がなくなるまでじっくりとただ見ていることじゃ。

台風に似ておる。

台風の目の中心は凪のようになっておろう。そこには天御中主神さまがおられるところ。そして、宇宙とつながるところが中心、真中である。

そこに居れば感情をつぶさに観察できる。

感情に振り回される人間は感情のそばについておる。そこは台風(エゴまたは自我)の影響が強すぎるために一緒くたになって翻弄されてしまう。

感情に振り回されてそうになったら真中に戻れ。

そこは自我が来ることのない場所。

常に真中におれ。

真中に還る意識をせよ。

さすればだんだんと台風の影響を受けなくなり感情や現象に影響されなくなる。

今ここ、真中じゃ。


感情の衝動がきたら、真中に戻れ。

じっくり内観した自分を褒めよ。よく手出しせず、よく手放した。

一時の感情(因果)に振り回されず、よく見た。素晴らしい!!と。

それをずっと繰り返し、ある時感情に振り回されることはなくなる。

身魂磨き、己にこびりついた(あか)を落としてくだされよ。


きくものきかぬものおるな。

すべては元があるからなのじゃが、その元がわかっておらんから効果がない。だからいつまでも堂々巡りの輪廻の中をさまよい歩く。

早く解脱(げだつ)してくだされ。

今ここで断ち切りなされ。

魔はささいてくる。魔に言って聞かせねばならん。苦を誇張するな。我の苦と共に立ち去れと言って聞かせよ。

真中にいてめぐる因果を今ここで断ち切りなされ。

いらん苦を背負うな。己に必要な苦は金払ってでも背負いなされ。

よいか。今ここじゃ。


子どもが無邪気に遊んでおる。とがめる気はなくなるぞ。たのしそうなところに水をかければそれは怒る。

そっとしておきなされ。それがその子の道なのじゃ。無理にかえようとするな。そなたが笑ってお過ごしなされ。飽きれば着いてくるであろう。心配するな。

今ここでそなたが役目をしていたところで無邪気に遊ぶ子は見向きもせん。

そなたもそういうときがあったであろうに。

無理に引っ張ってくれるな。だだっ子を引っ張れば泣きさけびそなたにめぐりがくるのであるから、温かく見守るがよいぞ。そなたが御魂を磨けばそなたにつらなる靈人方が改心するのぞ。御魂磨きせよ。

つぶらな目にだまされるな。だめなものはだめじゃときっぱり言いなされ。

情にうったえられても真中におれよ。

つかまれば共倒れとなりて引っ張られるのじゃから気をしっかりもちて御用つとめてくだされ。今ここじゃ。

身魂磨きて今ここにおれよ。


理屈ではなく魂で感じよ


かわるのは今ここ。

過去も未来もない今ここなのじゃ。

審神者せよ。

見える聞こえるというのはなかなか危うきことぞ。

審神者せよ。

七秒どころか聴こえなくなるまでじっと内観せよ。


時節が来ておる。

今ここで終わらせるものを終わらせなければ末代までついてまわる。御用せよ。御魂磨きせよ。

今今今、なのじゃ。

                杉乃中かう 拝



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