表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
133/141

つい癖でやっちゃった、言われて腹立つものを手放す

(おも)(くせ) ドアの半開(はんびら)き (おも)(こし)

 ほとほと(こま)る (おのれ)のかいほう



寒い冬

かぶりつくように炬燵に入り

ぬくぬくと

ひえひえの外気にさらされて

すっかり冷えた体は

ほどけとけていく


炬燵から温もった身体が出る

上半身だけひょっこりと

しからば一つ

冷気がすーーと流れくる

這い出た身体は元の亀さんにおなり遊ばせ

出所見れば

私がすっ飛んできた際の動線のドアが閉まっておらぬ

おらぬ〜

はあとと覚めたため息をつき

なぜちゃんと閉めなんだ

日頃の因果かと少しばかりの苦しさと

ここでの改心千人タスクと思えば

少しばかりの辛抱と勇気でこれからこの癖を変えられるならと

寒い部屋の冷たい床を歩き

カタンと扉を閉めた


転生したけ

転生したかも

転生したんだ


まあ寒い寒い冬の部屋で

ちっぽけで勇敢な意志を貫いたと

過分に自分を褒めた

口元はニマニマし

ぬくぬくと炬燵に入り浸るのであった


次のことを思うと億劫だけど

転生転生ってことで

今日も楽しく生きました


                  杉乃中かう 拝

            

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ