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その流れ来た思考を楽しむべき
坂歩く 峠見えねど 夢思ふ
はてなむときか 去りて思う
ちょっと運動がてら山登りした
運動しない私はえっちらおっちら
ヒィヒィ言いながら足を進める
膝の疲労はもうダメよダメダメの
ガクガク笑いっぱなし
上見てまだまだある
日頃のサボりが祟ったなんて恨み辛みを思う
けれどそれも次第に思わなくなって
ついには無心で足を動かす
頂上につく頃には景色を見る楽しみを覚え
疲労は充実感に変わっていた
来てよかった
挑戦してよかった
身体には無理を強いたけれど
心身満ちていた
そう
いつかの私の出来事だった
杉乃中かう 拝




