開かれた花園は美しい〜a flower garden in full blooming talent(才能が満開の花園)
ある日錯覚するのだ
今までやってきたことは無駄ではなかったと
やってきたことを今日もやれば
錯覚が気づきに変わり確信になっているのだ
そうなった時
私を取り巻く現実は夢と同じような出来事になっているのだ
果てしない道で
思いを胸に
本当に合っているのか信じきれない日もあった
けれど今際の時で
ようやく道端に咲く美しい花を見つけたのだ
一つ見つければ
その先にまた一つひとつ
私の進むべき道を照らす花道のように咲いているのだ
進めば進むほどどんどん大きくなる花道は
いつしか私の周り全てに
花が咲いていた
色とりどりの花
赤花
青花
黄花
黒花
白花
他花
それらすべてが美しい
大小さまざまな違いはあれど
愛おしい
花は私のすべて
大事に大事に育んできた種を
大地を耕し種を植えた日から毎日祈りを捧げた
実りますようにと
毎日話しかけては
変化を楽しみ
実りますようにと
雨の日も風の日も地震の日も
耐え忍び種が静かにいるのを感じながら
実りますようにと
種は私だ
種は耐え忍ぶ私を反映しているに過ぎない
耐え忍んでいると思っているのは他ならぬ私なのだから
種は喜んでいるかも知れない
種は楽しんでいるかも知れない
今この時を精一杯生きているのは私を見ればわかった
種は私だ
種は見えないながら今が最も美しい
そう思う時
見計らったように芽を出し花が咲いたのだ
ああそれだけか
たったそれだけことが美しいを見せてくれるのだと
私に気づかせてくれたのだ
そういう純粋無垢な花に私はなりたい
杉乃中かう 拝




