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番外編は奮わない

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

番外編は奮わないので、オススメはしないですね〜。

書くなら本編一択でっせ。

これは熟練のプロプレイヤー、つまりは人には出来ない様な事を素知らぬ顔でする様な人々が口を揃えて言うことではあるが、『勝利の味はさっさと舐めさせた方が良い』。

つまり人権と囃されている様なキャラを惜しみなく使って、勝ちを覚えろ。間違っても右も左も分からない内から縛りプレイ等の茨の道を進むのは止めろ。という事である。

勝てば自信に繋がる。自分は出来るんだ、才能があるんだとやる気が出る。其れこそが必勝法の一つである。そうして腕が慣れてきたら難しい事へと挑戦すれば良い。

けれどもまぁ、多くの人々というのは、その慣れた道から外れたくはないと思っているのだが。


「番外編って、あるじゃない? あれって全然奮わないんだよね」

彼女は自らが好きで堪らない小説のスピンオフを読んでいた。丁度人気NO.1のキャラが主人公となって、今まで明かされなかった視点が描かれている。当然、人気も出ると思っていたのだが、彼女の言葉では意外と読者は少ないらしい。

けれどもふと思う。新刊や続編が出た時に、また改めて買おうとする者はコアなファンしか居ないのではないかと。人は流されやすく、『周りが買っているから自分も買おう』という心理が無いわけではないだろうと。

「振るいに掛けられた猛者しか残らないから」

「あー……。有難う。参考にするわ」

そう言うと、彼女は本を閉ざして横に追いやった。

「私の考えでは本編以外、読みたくないものかと。

ほら、本編って今まで築いて来た歴史があるじゃない? だから其れから外れたものって、やっぱり取っ掛りにくいのかなって。……あ、これ、君が言った事と同じか……」

まぁあながち間違ってはいない。言い方は悪いがライト勢を落として、コアなファンだけ残す。売上的にはシビアなものだが、作者的には嬉しい事なのではないか。

そう思って口を開こうとすると、また彼女はボヤいた。

「ゲームと似てるよね。本編が面白ければ別に番外は興味無い。其れが多分、多くの人々の感想。けれども其れから離れて、ちょっとコアなものを好むのって、本当にガチで好きなんだなって思う」

そう、意味深な事を述べて、彼女は笑った。

なんでもそうですが、さっさと自信を付けるのが長続きのコツです。

自信がないと、続けることさえきっと難しいので。

だからマイナージャンル攻めるよりも、王道攻めた方が、心理的にはきっと気が楽になると思います。


幻想奇譚で面白い結果が出たので、皆様にご共有をと思って書いてます。

タイトルに『番外編』と付けると、伸びないんです。

同じシリーズなのに、眺めてみるとやっぱり低い。

恐らくですが、『番外編』と名付けたことにより、展開が異なること、何かしら違う点を危惧していること、御新規の方からすると取っ付きにくい。というイメージがあるのかと。


本編読んで、番外にまで興味持たれる方なんてそうそういないよねー。とは思ってますし、私もそう言うタイプです。別に粗方世界観が分かればそれで良い。


そんな様が

『このキャラ強い!! これでまた勝てるぞ!!』

『これ面白い!! これと同じ感情をまた味わいたい!!』

と重なったんですよ。


新しいこと始めるのって、腰が重いよね。私もだよ。

という話を残して起きます。


ちなみに幻想奇譚の『番外編』とは『主人公が異なるだけ』で話の流れは相違はありません。

百話に一度程、違うものお出ししますが。

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