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【男女比1:10】もしも俺が転生したら…【俺に優しい世界】  作者: ばてぃ~
【八剱夜人育成応援キャンペーン編】
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34:若者の成長は眩しいわい


「メイちゃん頑張れー!!!」


遅かろうが、一所懸命に頑張っているのは間違いない

俺はそれでも精一杯声を張り上げて応援した


「あ…抜かれた…」


「夜人くん大丈夫よ」


トンネル直前でメイちゃんは抜かれてしまった

だが、それを見てもさつきちゃんは大丈夫だと冷静に回答してくれる


「大丈夫って?」


「見てると分かるけど、ちょっと面白いわよ」


そう言われてメイちゃんの方へ視線を向けると……速っ!!!

りんちゃん程じゃないけど、メイちゃんもトンネルから出て来るのが非常に速い

先程抜かされたにも拘わらず、トンネルでメイちゃんが抜き返していた

そして竹馬に乗って……速っ!!!


「メイちゃんって障害物とかそういう方が普通に走るよりも速いの」


「え…そんな事ある?」


「あるのよ…私も不思議だけど…」


そしてそのまま竹馬に乗りながらズンズンと進んでくる

紅組の夢ちゃんとは大分差をつけていた

だが…ここで大事なことを思い出してしまった


「でもメイちゃんってスプーン落としの時って殆ど進めてなかったよね?」


「そうね」


「じゃあ…抜かれちゃうね」


「夜人くん、メイちゃんも成長してるのよ」


さつきちゃんにそう言われて、俺はメイちゃんの方へ視線を向ける

ちょうどメイちゃんがスプーン落としに取り掛かっている所だったが…


「…ん?…ちょっとだけ…速くなった?」


相変わらずゆっくりなのは間違いない

けれど気持ちスピードが上がっている気がする

因みにさつきちゃんは次走者のコースに向かって行ったので純然たる独り言だ

後ろから夢ちゃんが追いかけては来ているものの、思った以上に差は縮まっていない

それでいてピンポン玉は一切揺らいでいないんだから凄いとしかいい様がない


「メイちゃん凄っ!……いや凄っ!!」


そんな感嘆を漏らしている間にメイちゃんはさつきちゃんにタスキをパスする

そして約2秒ほど遅れて夢ちゃんが第3走者のリノちゃんにタスキをパスした


さつきちゃんの動向を確認しながらアンカーの俺はコースの付近に移動していく

すると当然だろうが、零もこっちの方へ近づいてきた


「夜人…遂に俺様たちの決着がつくな!!


「…だね」


「ここで俺様が勝って紅組の完全勝利だ!!」


「…いや、完全は無理じゃない?」


既に白組にも点数はわたっているのだから完全は無理だ

まぁ、零もよく分からないけれど使っているのだろうけど…

それよりもさつきちゃんだ


「さつきちゃん頑張れー!!」


「バンプだバンプだ!!」


俺と共に零も声援を送っているが…どんだけ好きなんだよ、バンプジャー…

さつきちゃんはトンネルを危なげなく潜り、最大の鬼門である竹馬の方へ取り掛かる

練習の結果、さつきちゃんはゆっくりめではあるが無事に竹馬に乗ることが出来る様になった

後は緊張しなければ問題なく進める筈だ


「いいよ!!1,2、1,2!!」


「バン!プ!バン!プ!」


さつきちゃんはヨタヨタとしながらも確実に前に進んでいる

…が、リノちゃんは竹馬が得意なのだろう

竹馬のカーブ付近で抜かされてしまった


「大丈夫大丈夫!!スプーン落としで挽回できるから!!1、2、1、2!!」


俺の必死の声援に呼応するかの様にさつきちゃんが乗る竹馬のスピードが少し上がった

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