6:でも盛り上がり過ぎると炎上するから気を付けろ!!
「さぁ、白組が勝つために誰が何に参加するかを決めるのよっ!!」
「「「うんっ!!」」」
あづみちゃんの号令の下で俺を除く白組の皆が気合満点と言った様な表情を浮かべて呼応する
あの引っ込み思案な雪ちゃんですらやる気が漲ってる・・・
「じゃあ、先ずは自分の自信がある競技はあるかしら?」
「私はリレーかな?走るの速いし」
「私は玉入れ。遠くまで飛ばせると思う」
「わ、わわわ私は大玉転がしがじ、じじ自信はないけどがががが頑張ります」
すると白組の皆は次々と自己申告しだしている
もうこれ、俺じゃなくてあづみちゃんが率いているよ・・・
呆然とそんな事を考えていると画用紙に書かれた競技参加者リストに次々とあだ名が記入されていく
「あ、夜人くんはどの種目が得意?」
「ぼ、僕?僕は・・・アスレチック競争かなぁ?」
あづみちゃんに声を掛けられた時点で残るはリレーとアスレチック競争しか残っていなかった
そう考えたら走る方は別の子にお任せして、俺は平均台から落っこちない様に頑張ろう
「そうね・・・夜人くんは男の子なのにすばしっこいしからピッタリかも」
「だ、だよね・・・」
あづみちゃんの言い方が地味に心にクる
まぁ、間違ってはないよ?
間違ってはいないけど・・・運動神経が良いとか、機敏優れているとかさぁ・・・
5歳児に求める回答ではないかもしれないけど、すばしっこいって・・・
因みに、この世界では男の子は余り運動が出来ないと思われている(らしい)
理由は簡単、皆動かないから
あと体形が運動体系では無い子が多いからだ
麗さんに聞いたら全員が全員そうであるという訳では無いらしい
だが、かなりのふくよか体形の男の子が多く、外に出ない子ばかりな為に一般常識としてはそうなっているという事だ
そういう意味では俺は世間一般の男と比較して明らかに運動が出来る存在なのだ
・・・因みに零もこの2年間で男の子にしては運動出来る方にまで昇格したけどね
「よしっと、じゃあコレで決定ね」
暫し呆然としている間にどうやら白組の人選は決定されたらしい
俺と同じメンバーは誰だろうと確認すると、『りんちゃん』『めいちゃん』『さつきちゃん』『よるとくん』と書かれていた
◆
◆
「夜人、お前は結局何に出る事にしたんだ?」
「僕?ぼ「夜人くんダメッ!!」」
お昼を食べながら零の質問に答えようとするとあづみちゃんに止められる
因みに今日のお昼ご飯は焼きそば、パン、牛乳、パイナップルサラダだ
給食の焼きそばって何でこんなに美味しんだろうね?
そんな事を思いながらあづみちゃんの次の言葉を待つ
「紅組はまだ先生に出していないから秘密」
「う、うん分かったよ」
保育園児に作戦も何も無いとは思うが・・・まぁそう言うお年頃なのだろう
我を出す場面でもないし大人しく従っておこう
「おやおや?あづみはどうやら僕たち紅組を怖がってるみたいだね?」
「そ、そんなんじゃないわ!!ばんぜんをきすだけよ!!」
「俺様は夜人と戦いたいからなっ!!お前が出るやつに出るんだ!!」
「あぁそういう・・・」
零の意図が理解出来た
要はライバルとして直接勝負したいという訳だ
零の気持ちも理解できない訳じゃない
零は零で良い意味で俺にライバル意識を持っている
そういう意味では彼の期待に応えてやりたいとも思うのだが・・・俺は少しの間どうするか思案した
ジャンル別日間ランキング2位有難う御座います!!
PVもピークよりもだいぶん落ち着いてきて、メンタルも安定してきました(それでも最初よりは30倍多いですが…笑笑)
後はどれだけの方に読み続けて頂けるかだと思います。
今後とも本作を宜しくお願いします!
本日も2話更新させて頂きます!
更新が止まるまでのカウントダウンだとでも思ってください 笑笑




