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第3話

僕は教室の扉を開けた。そこには、四人の男性が座っている。一人はゲームに熱中しており二人は、窓の外を見ている。外には、部活で汗水を流して練習している人達がいる。

その二人は、外にいる部活をしている人達をつまらなそうに見ている。

もう一人は、教室の隅に座っており、アイマスクをつけて音楽を聴きながら、寝そべっている。

どうやら今日は僕が一番、遅かったようだ。僕は自分の席に着き、鞄を置く。だが、他の四人は僕には気にもとめない。

いや、そうではなく、僕達五人は互いに感心や感情が湧かないのだ。


僕達、五人は学校でも不良の存在であり、周りから虐げられている。


別にそんなこと、どうでもいい。余計な人づき合いをするのは好きじゃない。


何故、不良になっているかというと、これといった問題も起こしてはおらず、じゃあ何故?と問われると、簡単な事だ。


周りと意見が違うからだ。

見解が違う。

感性が違う。

自分達とは違う。


たったそれだけの理由で、僕達五人は不良扱いされる。


そんなの僕達から言わせてみれば、貴様らなど、独自の世界観、主義、主張が、まるで無く、常に集団で溶け込み、独りでいるのを恐れるかのようだ。


そんなオリジナリティがまるで無い人間達とつきあっていく気などまるで無い。


僕達は、生きたマリオネットのようなやつらとは違い、独自の思想を持っている。かと言って、興味は無いのだが、互いに求める答えがあるという点だけで僕らは仲間という事になっている。




僕にとっては敵の存在の方がずっと気分が良いのだが。



この調子では、いつか僕は人を殺してしまうかもしれない。

あるいは自殺のどちらかだ。前者の場合なら、この学校にいる、くだらなくて陳腐な価値観と思想を持つ人間を手当たり次第、殺してしまうだろう。

あるいは、この四人の中の誰かをね・・・。


気がつくと僕は笑っていた。


僕は笑っている口元を抑える。



まったく




感情は余計だというのに。

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