表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/43

第19話

インフルエンザではありませんが高熱に侵されていました

萩原視点






放課後の体育館裏。


私は下校しようとしたところ、げた箱の中にラブレターが入っていた。随分、古典的な奴だと思い、中身を見てみると内容はとても異質であると同時にこれを書いた奴が誰かというのが解った。


坂井は決心したらしい。



私も覚悟は出来ている。


私は内心、笑っていた。




はっきり言って負ける気がしねえ。






さあーて。今から私と坂井は、命を賭けた問いが始まる。



私は待ち合わせ場所へと向かった。







神山視点




おそい・・・・・


廻原君ったら何をしてるのよ・・・。



せっかく私達の同棲生活が始まるというのに、時計を見れば8時を過ぎている。


“悪い虫”でもついたのだろうか?


懐に忍ばせてるナイフを持つ。



プルルルル!



電話がなりだし私は期待に胸を踊らせながら、電話にでる。


「廻原君!?」



「神山か。まだ学校に用事がある。帰るのは遅くなるから先に飯食っとけ。じゃあな。」


プチ! ツーツーツー




廻原君・・・


どんな事情にしろ、私を放ってそんなのを優先するなんて・・・・


あは

あはは

あはははははは!!!



廻原君にはきっと“悪い虫”がついたんだ。そうだよ。直ぐに除去しないと。

朝も私達の中を邪魔する奴がいて大変だったんだから。




お父さんとお母さん。



あのふたり、私が同棲するって言ったのにそれを反対するんだもん。


私が廻原君の名前を出すと血相を変えて、私にビンタを喰らわしたんだから。



私達の邪魔をする奴はみんな敵だよ。



お父さん、お母さん。



あの世で私の幸せを願ってね。




廻原視点




「廻原〜、場所はこの辺でいいか?」


「ああ。それにしても、現地集合地点が体育館裏とはな。色んな意味での怪しい雰囲気が漂い出すなこりゃ。」


今日は余興だ。


萩原と坂井の愚行という名の余興が始まる。

萩原の奴も地に堕ちたな。


まあ、別にあんな奴はいつでも殺せたが。


坂井は答えを見つけた。後はそれが良し悪しかどうかが問題だ。


萩原はどうするつもりだ?



まあ両者が、風前の灯火になったらその時は




我々第三者の御乱入と言うわけだ。




「廻原、物思いにふけるのは終わりだ。役者がきたぞ。」


斎藤に促され俺は我に返る。


「ああ。“理性と感情”の“暴突”だ。まあ結局は両者共、野獣そのものだがな。物理的な問答法の始まりだ。」




坂井、萩原視点




「どうした坂井こんなところに呼び出して。生憎、私はゲイには興味は無い。大人しく失せやがれホモ野郎。」


「萩原。俺はお前に愛の告白をしに来たのさ。」



「・・・・・日本語は・・・・・大丈夫か?」



「俺はな萩原。簡単に見えて実はとても見いだせない答えをようやくみつけたんだ。」



「大分、日本語はまともになったな。それで?」


「俺は人を殺す事でありとあらゆる規制と制約から解放する。その答えは決して間違ってなんかいない。だが、ただ殺しちゃいけなかったんだ。ちゃんと相手の気持ちを理解した上で、相手に慈愛を与えた上で殺さなくちゃならないんだ。デメリットもなにもない。相手も死ぬ事で規制と制約から解放される。一石二鳥だ。」


「くだらないな。貴様は怪しい宗教団体か?」


「あんなゴミ集団と一緒にするな」


「貴様と私は違う。求め方が同様だったが中身は違った。“つい最近まで”はなあ。ククク。」


「今回、俺はお前にたっぷりの愛情を注がさせてもらうぜ。そして最後は・・・」


「ククク。そうだな。私も“答え”を見つけたよ」


「・・・なんだと?」



「私は今まで、この世の論理、規制、制約、法則、私も君と同様にずっと疑問を思っていた・・・。」


「で?」



「私は見た目通り、頭が良い。運動神経抜群!体つきも素晴らしい。そんな才能があってもなくても、私達は常日頃から疑問に思っているはずだ。」



「ああ、そうだな。」



「「誰もが普通に過ごす当たり前の世界に」」




「坂井。私の答えは、“貴様のような生きる価値の無いゴミを殺す事”で、得られるのさ。」


「なんだと!?だがお前は殺しを行う事では答えを得られない筈だ!。それを一体、どんな風にして都合の良い解釈を!」


「簡単だよ。愚問すぎる。お前みたいな奇行が目立つ人間は社会に放たれる前に駆除した方が良いと、私の脳内会議で可決されてるのだよ!。貴様はクズ!ゴミ!カス!生きる価値の無いクズ!生きる価値の無いゴミ!生きる価値の無いカスなんだよ!!!。そんな誤身ゴミを殺す事で、私の価値観が満たされ、生きる事への切望、自分の存在意義すらも満たされるのだ!」


「坂井!貴様は私の手のひらの上!言うなれば御釈迦様の手のひらの上だ!!!。誤身は誤身らしく、骸になるがいい!」


「・・・・そうか。ならば俺もお前のその社会の為を思った善良なるその心に対して全力で俺の愛情を注ごう。その後で貴様をズタズタズタズタズタズタに切り刻んでやる!!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ