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第1話
朝、目が覚めた。
僕は高校生二年生。
名前は、廻原水面。
例によって例のごとく、トイレに行く。
例によって例のごとく、朝食を食べる。
例によって例のごとく、歯を磨く。
例によって例のごとく、学校へ行く準備をする。
僕はいつも疑問する。
何故この世界は何らかの、からくりがあるかの如く、皆がそれを当たり前のように過ごしている?。
そう、まるで暗闇の中で操られているマリオネットのように。
皆はそれをなんにも不思議がらない。それ故に、僕は人間が恐ろしい。僕は、正常だ。この、当たり前の世界で過ごしている人間達が異質なんだ。だが、彼ら一般人から見れば、僕の事は異質に見えるだろう。
性格や思想は人それぞれだ。
なのに何故、僕は異端視される?
故に、僕は誓う。
この生涯を賭け、この世の深層心理という名の答えを見つけると。




