表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Maskedfear ONLINE  少女は理不尽を望む《更新再開》  作者: わさびねぎ魔
0日目 プロローグ HELLO UNDERWORLD
15/46

The Heaven phase 8

今回は普通くらいの長さです。

ただ、読む人にとっては内容が薄いかも。

作者的には今回は難産だったので、結構濃いめ。

それでは、どうぞ。

????/?/?/11:52


 暗く、淀み、静かな空間。機械と生物の世界たる地球文明に於いて、異質な雰囲気を持つ怪しげな広間に於いて。


《承認プロトコル:Green.guardian phase8》

《既定規模の干渉により発動》

《許容誤差:0.025%-現在誤差:0.00015%未満》

《Greenland計画:既定:第一章/一節/第一項》

《1.完全遂行の猶予/2.定礎規定値の変動より》

《該当区域の更なる侵攻及び定礎規定値の補填》

《完全遂行までの猶予は2:23です》

《目標の完全遂行が成し遂げられない場合》

《干渉及び改変の停止又は更なる侵攻を行います》

《予定されるスタンスは1:2:2》

《以降上記の対処をcover02と呼称》

《意志決定はGEORGEに一任されます》

《………外部接続確認》

《security:Sharon Strike sys起動》

《外部接続承認》

《最高位管理権限による命令を受信………受託》

《脅威度編纂開始……完了》

《特別要請プロトコル:虹と霓》

《広域侵攻区域:2a57g6h9に対する適応完了》


The RAINBOW


テーマ 観測領域


モデル 鳩


The HATE


テーマ 希釈


モデル カラス


《Testcase:1827を適当開始》

――――――――――――――――――――――――――――――――――

……………………

……………

………

……



 現在私達は、決して平らで舗装などされていない畦道をアクセルベタ踏みで暴走している。何故なら、その必要に駆られているからだ。そう。それもこれも、ほんの三分ほど前の事。助手席に座るオカマが道を間違えたからなのだが、それはまだ良い。


...ここまで走ってきて、薄々わかってきたのだが、どうやらここは元々私たちが目指していた場所とは天と地ほど掛け離れているが、目的の施設がある場所ではあるようだからだ。


「まさか農業機(オートファーマー)どころか、 農業ドローンも自動運転トラクタもないなんて昔はどうやって自然食品を作っていたのかな?」

「さぁ?そもそも私は自然食品の何が良いのか、理解できないもの。そんなこと気にしないし。だって、結局は機械だよりでしょ?あれって。合成食糧と何が違うのかが理解できないわねぇ」

「あれはねぇ、何て言うの?ムラ?みたいなのがあるんだけど。塩の加減とか肉質とか、そういうのがあってね。それを楽しむのよ」

「つまり、ムラがあればいいのかしらん?」

「そういう訳じゃなくてね?ムラのある方が、美味しい食べ物もあるってことよ」

「例えば?どんなものがそうなのかしら?」

「うーん、鮭とか?」

「じじ臭いわよ、貴方。もっと相応しい例えがあるでしょう...?それで、どうしてなの?」 

「それはね、皮のパリパリ感や塩のノリ、旨味の濃さにムラがあると美味しく感じるの。ムラがあると味を強く感じる人間の脳の性質があるの」

「なるほどねぇん。私も少し試してみようかしら」

「それで自然食品用意できるところお金持ちだね」

「そうでしょ?もっと誉めていいのよん?」

「はいはい。いつも助かってますよ~」

「ふふっ、そうでしょぉ?でも、それは私もよ」

「なに?急に。もしかしてお酒飲んでる?」


 そうこうと話す内に、車は畦道を抜ける。着いたのは、縦横30mはある巨大な納屋。

しかし、唯の納屋ではない。遠くから見えたときも見えた、その立地。大きめの川と、その氾濫対策であろう土嚢。開いたままの納屋からは小型の木船が覗いている。


「さて、川の流れは海に向かう筈だよね。つまり、この川を辿れば海に出る筈。例え迷ったとしても、港はあちこちにある。少なくとも、二日はかからないよね?」

「そうねぇん。この世界の文明レベルや、時代背景を考えると、初期地点は都市部。なら、ここは近郊農業地帯でしょ?それなら、港は割りと近くにある筈よ」

「そうだね、私も同じ考え。なら決まりだね」

「そうねぇ、川を辿りましょうか。幸いにも、この車種ならある程度整備されていない道でも進む事ができるでしょうしね?」 

「よし、車に戻ろうか」

「一時はどうなるかと思ったけど、良かったわ」

「うん、全くね。地図があって迷うとはねぇ」

「悪かったって。謝るからさぁ」

「ようやく変なRPやめたね?」

「あらやだ、私としたことが。おほほ」

「何がおほほ、よ。全く」


 そうして私達は、川を下り始めたのだった。

2022/10/7/7:19«改稿»(済)


 はい、というわけで。

いよいよ、主人公達は港へと近づきます。

次回はまた遅れたり短くなるかもしれません。

すいません。



 お楽しみいただけましたでしょうか? 

もしよろしければブックマークと感想、共有などなど、どうぞよろしくお願いします。


 追伸:御意見、御感想募集中!

バシバシコメント下さい!作者のモチベーションに、

ちょっとばかりの幸福にも繋がります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ