1精霊使いの幽霊
「神頼ギルドへようこそ。神性と神名をこのカードに記入して隣の窓口までご提出ください。」
「わかりました。」
......勢いで来てしまった。
あの後、俺はよくわからん霊導師とか言うヤツに今の状況、どうすれば元の体に戻れるのか、今後どうするべきか、など事細かに説明を受けた。その時最初に訪れるよう言われたのがココだった。
普通は面倒くさい手続きがあるが、俺が幽霊であるという特例だったため、霊導師が済ませてくれた。
しかし、なんか思ってたのと違うな。もっと騒がしいイメージがあったけど、逆に落ち着いててオフィスみたいだ。神だからか?
「ま、とりあえず神名は偉音棃っと。で、次は神性か.....。」
.......ん?何があるんだ?神性って。
「すみません。コレってどんなのがあるんですか?」
「神性はいくつでもあります。ただ使いこなせるもの、天職は1人一つと言われています。普通は感覚でわかるものなんですが.....。」
あ、やべ。もう神じゃないことで支障が出てんじゃん......
「あ、でも心配いりません。ウチのギルドには、こう言う時の為に天職がわかる宝珠があるので、
それで確かめましょう。」
「ホントですか?ありがとうございます!」
なんとかなるみたいだな......
「この上に両手をかざして下さい。」
そう言って受付さんが俺の前に緑色の宝珠をおく。
「よし......」
言われた通り、両手をかざす。すると宝珠が光り出し、俺の頭の中に神性が浮かんだ。
「精霊使い.......」
コレが俺の天職か...
「よし、トットと仕事こなして
元の体に戻るぞ!




