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農業魔法の加護使い  作者: VXロード
8/10

創生魔法

「おーい、起きなさーい!」

何その機嫌がいい時の妻みたいな起こし方。


「で、脱走の方法を考えた結果。 思いつきませんでした! すいません!」

「ふざけんな」

え? なんか今キャラ変わんなかった⁉

「えーと、ごめんな?」

レインはため息をつくと

「まあいいわ。 『創生』」

そう言うと手のひらに鍵が出来た。

「それなに?」

「牢屋の鍵だけど?」

「ふぁ⁉ な、なんでそんな物が作れるのにこんな所にいるの⁉」

「いや、なんか楽しそうだな~って思って」

もう我慢の限界だ

「うおおおおーーーー!!!」

レインに襲い掛かった。


「な、なんでこいつこんなに強いんだよ」

襲い掛かった俺は『創生』された盾で防がれて、そのまま右ストレートを食らった。

「さっさと脱走するわよ、レッツゴー!」

「体が痛いからちょっと待って欲しいんだけど⁉」


第9話に続く


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