酒場とか潰れちゃえばいいんだよ!
「へい、らっしゃい!」
酒場ってこういう事を言う所だっけ?
「あの、仲間を募集している所ってありますか?」
「は?そんなのあるわけないだろ!酒場を何だと思ってんだよ!」
この店員うぜーーーーー!
しょうがない、自分で探すか。
というか、ここ全然、人がいないんだけど。見た感じでは7人くらいかな。
「あまり人がいないようですけど、酒場は人が沢山集まる所じゃないんですか?」
定員がぼそりとつぶやいた
「酒がない」
「え、なんて?」
「酒がないんだよぉぉぉぉーーーーー!!!」
へー、って酒がない⁉ じゃあ今ここにいる奴ら何しに来たんだよ。
人があまりいないなら、ここには用はないしな~。
「大変なんですね。ではさようなら!」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。見たところ君は手練れだろう! 頼む、願いを聞いてくれ!」
実戦経験ゼロのひよっこですが何か?
というかこの定員さっきと対応違くない?
正直聞いてやる義理もない! ダッシュで逃げよう!
「さよならーーー!!!」
逃走中
逃げきれた、かな? まあ追いかけられていた訳じゃないんだけどね。
ん、なんか忘れているような・・・。あっ!仲間集め!
ど、どうしよう。
第6話に続く
久しぶりに投稿出来て嬉しいです!
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