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農業魔法の加護使い  作者: VXロード
1/10

いつもと違う日常の始まり

「ドッカーン!」

その大きな爆発音で毎朝起こされる。

「はぁ~、毎朝毎朝どうしてこんな爆発音を聞かないといけないんだよ!」

「ごめんごめん、また魔法具の製作に失敗しちゃってさ」

扉の向こうから現れたのは俺の同居者であるレオンだ。

レオンは魔物であるものの冒険者に売るための魔道具を作っている、魔道具は魔物の力を借りないと作れないのでレオンにぴったりの仕事だ。

そして当の俺はシンジだ。

俺は普通の農家で、魔物が襲って来たって相手にできないので毎回レオンに任して逃げている、唯一誇れることと言ったら農業魔法のスキルレベルがMAXだってことだ、ちなみに年齢は17歳な。

「んじゃ、行くか!」

農家の朝は早い。

顔を洗い、歯を磨いて朝食を食べる。

「レオン~、朝食はまだか~!」

「・・・・」

返事がない、ただの屍のようだ。ってふざけてる場合じゃない!レオンは何があっても、毎回返事をしてくれるのにどうしたんだ!?

「おいレオン!何があった!?」

そういいながらレオンの部屋の扉を開けたが、そこにはレオンの姿はなかった。

そして部屋の中には、いつもと違う部分が二つあった。

一つ目はレオンの服が一式落ちていること。

二つ目は窓があった辺りが大きく壊されていること。

「とりあえず警察呼ぶか」


【警察呼び出し中】


「この壊れ方からして黒龍の仕業だろうね」

この人は探偵のポリーポさん、簡単に言うとロリコンだ。

え?警察? そんなの知らないよ。別に「めんどいからヤダ!」とか言われた訳じゃないよ( ゜Д゜)

「それで黒龍って何ですか?」

「黒龍っていうのは黒い鱗をまとった巨大な竜のことさ、幼女もよくさらわれていると聞く、頑張って倒してきてくれよシンジ君!」

うん、そうだな頑張って倒してこないとな

「って、なんで俺が倒すことになってるんですか!?」

するとポリーポさんが呆れた顔で

「友達がさらわれたんだから君が行くべきでしょ」と、言ってきた。

「ん~、まあそうだな、頑張ってみるわ!」

少しの不満は残しながらも、俺は仲間を集める旅に出ることにした


第1話 完

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