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第三十七話 戦闘の果てに

メリークリスマス

 エドモントはここ数日の出来事に対処すべく、今日は朝から瞑想を続けている。

 上空遙か高くより、眼下で繰り広げられる戦闘を凝視して。


 朝から始まった戦闘は、予想を大きく外していた。

 何時もなら、ものの数分で決着が付く小競り合いの筈が、見る見る駒を失う始末。

 急遽配下にある全ての魔物を終結させたのはつい先程。


 そして、確実に仕留める為、自らも大地に降り立つ。

 眼前で此方を見る排除すべき対象を、偽りの視界からじっくりと観察する。


 見えるのは冒険者の成りをした小さな子供と、大人に成長しかかっている2人の少女。

 その中の男の子が使うスキルは、見た目に反し人外のものばかり。

 更に2人の少女も年齢に相応しくないスキルLVの数々。


 既に疲弊していて、抗う統べも限られていそうではあるが油断できない。

 もしかすると・・・

 いや、何も問題ない。

 何時も通り倒すだけだ。


 エドモントは偽りの体を通し、配下になった魔物の群れに指示を飛ばす。

 指示と言っても偽りの体からは言葉を発することは出来ない。

 何故なら人では無いのだから。


 エドモントはスキル【リングジャック】を使って、ただ盤面の駒のように魔物を使役していく。

 鶴翼の陣を敷き、完膚なきまでに叩きのめし灰にする為に。

 1人で黙々とゲームうをするように、ただ駒を動かしていく。





◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆





 空からはハーピーの群れ、前方には新たにセルケルトとバジリスク、そしてラミアーを迎えた魔物の大群。

 襲来に合わせて、ハーピーの風魔法を受けた俺達は、屋根状の建造物を背に耐えるしかなかった。

 セルケルト以下3種類の魔物が、残存した群れに合流する事を阻むことが出来なかった。


 一時の希望が打ち砕かれ、今や生き残れるかすら危うい状況になった。

 イリスもセフィリアも顔には出さないが、かなりの絶望を感じているだろう。

 特にセフィリアは覇気を無くしている。

 

 ハーピーの接近を、察知出来無かった事が堪えている様だ。

 充満する死臭と俺のスキルが起こす惨劇による異臭の為、鼻が利かなかったのは致し方ないだろう。

 俺もイリスも、セフィリアの事を攻める気など毛頭無い。

 それよりも、逆に索敵をセフィリアに任せっきりで申し訳なく思っているぐらいだ。


 だから、セフィリアの落ち込みが手に取るように解るので、とても可哀想になる。

 そんなセフィリアを、俺とイリスが幾ら慰めても効果は無かった。

 生真面目に、セフィリアは責任を感じているようだ。


「セフィリア、気にするな。生き残る事を考えよう」


「・・・」


 慰めにならないと知りつつ、それでも声を掛けづにはいられなかった。


 セフィリアを気遣っている内に、何時しか魔物の体制も整い出したようだ。

 合流したセルケルト・バジルスク・ラミアーは左右半々に別れ、残存していた魔物の群れを中心に鶴翼の陣を敷く。

 その行動たるや、訓練でもしていたのかと思う程に整然としている。

 誰が指揮しているのか?

 と思う程に、連携が取れている。


 魔物なのに如何してここまで出来るのか。

 疑問に思っていると、上空より大きな影が降りてくる。

 その影はどんどん大きくなり、鶴翼の陣の中央残存部隊の上に飛来する。


 降り立った影は、誰もが知る存在。

 見紛う事なき世界の頂点に君臨するSSランクの魔物の系統。

 出会えば確実に死を意味する其の存在に、イリスとセフィリアは震えた声で其の名を呼ぶ。


「ラルス・・・まさか・・・ドラゴン?」


「お兄・・・お兄・・・ドラゴンが・・・」


 2人は、目の前で両翼を広げ威嚇するように降り立ったドラゴンを見て青ざめている。

 体長は縦に10m、翼を広げた横幅は20mはあろうか。

 肌はややくすんだ緑色。


 鱗は小さく細やかで、蜥蜴のように滑らかな光沢を持っている。

 頭の角は大小で4本あり、牙は鮫のように鋭い。

 前肢は翼になっているのか、蝙蝠のようになっている。

 その代り、鍛えられた後肢は大きく爪も鋭い。

 生えている尻尾の先にはコブ状の塊があり、棘が幾つも生えている。

 あの尾先で攻撃されたら、一溜まりも無さそうだ。


 とりあえず、どの程度の力量あるドラゴンか確認をする。

 【鑑定】を使い、ドラゴンの能力を見てみると。


 【名 前】ワイバーン

 【L V】35

 【H P】950/950

 【M P】300/300

 【状態値】S40/V45/35/P1/A35/L25

 【スキル】火魔法LV8・風魔法LV5・ファイアブレス・竜の翼撃・竜の尾撃


 伝説のドラドンではあったが、種類の名前は其々違う。

 ドラゴン系でも飛竜に属する、ワイバーンと解った。

 名前に○○ドラドンと出ない分、もしかしたら下級のドラゴンかも知れない。


 俺がワイバーンを鑑定していると目が合った。

 ドラゴンには知性があると聞いている。

 ワイバーンは俺を睨みながらも、観察するようにじっと見ている。

 もしかしたら、この反応はルート荒野のボスなのかもしれない。

 俺はワイバーンの落ち着きから、勝手にそう判断していた。


 ボスと思しきワイバーンは、俺を観察するように見ている。

 その視線は人の知性を感じられ、魔物とは違った嫌悪を感じる。

 値踏みされているような、そんな感じの視線だ。


 お互いに睨み合う俺達と、ワイバーン率いる魔物の群れ。

 普通に考えれば戦いにもならないであろう戦力差は、俺達の運命を物語っている。

 とてもイリスとセフィリアは戦えないだろう。

 戦い、生き抜く意思はあっても現実は厳しい。


 だから、俺は俺の出来る事に全力を掛ける事にした。

 俺は後ろにいる2人に向き合い、そっと2人の手を取る。

 右手でイリスを、左手でセフィリアを。


「なに?どうしたのラルス・・・」


「お兄・・・急にどうしたの?」


 不意に俺に掴まれた2人は、怪訝な顔で俺を見ている。

 その2人に俺は、昔を思い出しながら、最近では使わなかった癒しを行う。

 子供の頃から慣れ親しんだ2人の体に魔力を張り巡らせて・・・


「な!なにをするのラルス!こんな時になにを!」


「そうだよお兄!こんな事に魔力を使ったら、お兄がお兄が!」


 2人の抗議を聞き入れず、俺は無言で2人を癒す。

 最近はイリスの神聖魔法が主体で、殆ど出番がなかった行為だ。

 でも効果は十分にある。


 全身の細胞を活性化させ、2人の体が一番良い状態になるよう持ってゆく。

 2人の状態を最高値に高めておき、いざと言う時に万全を期す。

 奴隷部屋での光景が脳裏に浮かび、俺は苦笑していた。


「ラルス!あなた、まさか・・・」


 イリスが白い顔を更に白くして震えだす。

 流石、俺の事を一番解っている姉だな。


「お兄・・・こんな事やめてよ・・・」


 セフィリアは俯き泣き出してしまった。

 ああ、変わらないな~セイフィリアは・・・

 オマセになって、体も3人の中で一番成長しているのに、心は相変わらず弱虫だな。


 十二分に回復させたイリスとセフィリアから手を離し、無言で2人の頭を撫でる。

 気丈に俺を見詰めるイリスの横顔を右手でそっと撫で、震えながら嗚咽するセフィリアの頭を左手で頭に生えている耳ごと撫で回す。


「・・・・・・」


「ダメよラルス・・・それだけはダメ・・・」


「グスグス・・・お兄~~居なくならないで~~」


 俺は2人に笑顔を向けてその場を離れようとする。

 途端にイリスが俺の腕を掴み、セフィリアが背中越しに俺を掴んで行かせない様にして来た。


「ダメ!ダメよ!!」


「いや~~~お兄~~~いや~~~」


 2人の想いに、俺は後ろ髪を引かれながらも決意を口にする。


「絶対に守るから。だから此処で待ってて」


「嫌よ!待ってても帰って来る気ないんでしょ?守ってもらってもラルスがいないのは嫌よ!わたしも行く!一緒に行くわ!!」


「お兄・・・もう嫌だよ~好きな人が皆いなくなっちゃう~~いやだ~~~」


「・・・ごめん」


 俺は2人の囲みから【8尾月読】を使ってその場から姿を消した。

 俺を掴んでいたはずの2人は、突然俺の体が消えてしまいその場で崩れ落ちた。

 2人はただ、遠くに行ってしまった俺をただ眺めているしかなかった。


 【8尾月読】により、俺は鶴翼の中央にいる残存部隊の真ん中に突如姿を現した。

 睨み合いの中、突然陣の中に表れ自分の眼下に表れた俺を見て動揺するワイバーン。

 先程まで臨戦態勢を取っていた魔物達も、突然現れた俺に咄嗟に排除する対応出が来無かったようだ。


 魔物達の気が乱れている隙を付き、俺は【6尾鎌鼬】を唱える。

 全方位型の【6尾鎌鼬】は、イリスやセフィリアが側では使えなかったスキルだが、今ならお構い無しだ。

 込める魔力を最大にして辺り一面に向ってぶっ放す。


「6尾鎌鼬!!」


 吹き荒れる真空の刃が数え切れないほど飛び散り、廻りの魔物を切り刻んでいく。

 突然陣容の真ん中から、容赦の無い攻撃が振りまかれた。

 其の攻撃は、回避する事も間々ならない魔物達を混乱させるには十分だった。


 更に、己自身を武器と化す為に【1尾金剛】を唱え、土魔法と凶暴化・避役色・変化・再生を掛け合わせる。

 人間を捨て、己のありようを変化させるスキルに俺は今まで躊躇して融合させていなかった。

 だが、今はそんなことどうでも良い。

 出来る事を全て出し切るんだ!


 【1尾妖魔黒曜】


 己を捨て、一個の破壊者となるべくスキルによる変化に身をゆだねる。

 トロールのように、柔軟な体を持ち合わせていない人間の俺は、変化する肉体に悲鳴を上げる。


 ガアアアアアァアァア!!


 脹れ上がる筋肉。

 皮膚が裂け、血が飛び散り、やがて肉体は強靭な筋肉の塊へと変わっていく。

 変わったとは言え、無理やり増大させた筋量に骨が軋む。


 今まで考えてはいたが、してこなかった自分を強化する融合。

 イリスとセフィリアを守る為に、俺は禁じ手としていたスキル融合の構成を行った。

 多分効果は絶大に出るだろう。

 その代償として、人で無い何かになってしまうと懸念していて融合を避けていたのだ。

 

 だが、人でなくなったとしても2人を救う為には此れしかない。

 此の場を切る抜ける為に、俺がどうなろうと構わない、だから・・・

 2人を守るには、もう此れしか思いつかなかった。


 吹き荒れる【6尾鎌鼬】の刃に陣形を乱された魔物に向って、俺は襲い掛かる。

 まずは身近にいる、生き残ったラミアーに殴りかかる。

 刀は事前にアイテムBOXに収納してある。

 たぶん武器を使うなどと言う行為を、正確に出来なさそうだったからだ。

 変化したおれの拳撃は一撃でラミアーの頭を吹き飛ばす。


 ただし、殴った拳も砕けるが・・・

 それでも直ぐに再生の効果で、見る見る拳は治っていく。

 治るのを待つ間も無く、俺は次々と標的を定め襲い掛かっていく。

 

 殴り、砕け、再生し、また殴る。

 魔物が離れれば【6尾鎌鼬】を所構わずぶっ放し、魔物に掴まれれば其の身を顧ず【5尾雷光】で焼ききる。


 凶暴化の所為か、スキルを意識的に飛ばすことが出来ないので、【5尾雷光】と【6尾鎌鼬】は便利だ。

 何も考えず、ただスキルを放てば良い。


 魔物達も必死に抵抗する。

 セルケルトは俺の左腕をその鋏で切り落とす。

 デザートドックは足に噛み付き、俺の動きを止める。

 アンフィスバエナは2つの首を使って右腕と胴を噛み千切る。

 レイスとレッドリザードマンは火魔法で俺を焼く。

 ハーピーも上空から風魔法で俺を切り裂こうと、雨霰あめあられのように放ってくる。

 ラミアーは毒牙で俺を腐食させ、バジリスクは石化で再生を阻もうとする。


 其の都度切り裂かれた腕を放置し、内蔵をぶちまけ、片足でジャンプし魔物を倒す。

 魔法攻撃を受けても、身を守る事無く突進して叩き潰す。

 石化された部分は、自分自身で剥ぎ取り捨てていく。


 全身傷だらけ。

 しかし再生により治るのだからお構い無しだ。

 何処まで体が持つかは知らないが、無心に魔物を倒していく。


 もはやゾンビの様な姿の俺は、それでも魔物を屠る為に動く。

 イリスをセフィリアを守る為に、殺す事だけを目的に暴れまわる俺。

 ただ破壊する事だけに集中して。


 暫く魔物の群れを縦横無尽に無双していた俺は、不意に頭上から大きな衝撃を受けた。

 浮かぶは【竜の尾撃】のスキル名。

 俺の【6尾鎌鼬】を避ける為に空に逃げていたワイバーンが襲い掛かってきた。

  

 潰される俺の右肩から先。

 そこに追撃スキル【竜の翼撃】を使った羽にある爪が俺の腹を貫く。

 更に腹を貫いた俺を、そのままワイバーンの顔面に掲げ、止めの【ファイアブレス】を浴びせ掛ける。


 今までに見知ったどんな攻撃よりも強く、激しい炎が身を焼く。

 皮膚が焼け、手足の先から炭化していく俺の体。

 だが、それでも俺はまだ生きている。

 ワイバーンもまた、俺が死ぬまでブレスを止めないつもりらしい。


 息を継ぎつつ何度もブレスを放つワイバーン。

 その攻撃に、徐々に再生が追いつかず細く小さくされていく俺の体。

 俺はブレスの炎に焼かれながらも、まだ戦う気力は捨てていない。

 

 俺とワイバーンが膠着状態に入るや否や、魔物達が揃って新たな動きを見せ始めた。

 ワイバーンの攻撃で俺が動きを止めたと知るや、残った魔物達がイリスとセフィリアに向おうと動き出したのだ。


 ック!まだ、まだだ!!

 奴らを2人のところには行かせない!!

 俺は、薄れ行く意識の中で叫ぶ。


「俺の家族に手を出すな!!!」


 もはや動く事も適わないほどに焼かれても、俺は諦めない!!

 全てだ!!

 全てを掛けて護り切る!!


 凶暴化により増幅された怒りが、腹の底から沸き起こる。

 沸々と沸き起こる怒りは、俺の頭を駆け巡り意識の奥底、其の先の更に奥深くの何かを呼び起こす。


 焼かれる痛みと、怒りによる脳の過負荷による痛み。

 それらの痛みが頂点に達した時、俺は何かを思い出した。

 頭に浮かぶ見知らぬスキルが、俺を誘う様に名前を呼ばせようとする。


 自然に口からそのスキル名が語られた。


【異界の融合術】


 なんだこれは?

 こんなスキルは知らないし、取得した記憶も無い。


 何時?

 何処で?

 何故?


 疑問は浮かぶも答えは出ず。

 ただ、此のスキルの使い方は知っていた、いや、理解していた。

 何も考えずとも、その効果も結果も手に取るように解る。


 だからこそ、俺は【異界の融合術】に従い全ての融合可能なスキルを掛け合わす。

 【9尾鬼炎三連】に対して、思いつく全てのラーニングできたスキルを。


 全てのスキルを融合させ、眼前のワイバーンに向って景気良く放つ!


 【9尾九鬼紅焔】


 スキルを放つと、俺を中心に約半径2kmに渡って赤く光輝く魔法陣が大地に現れる。

 その魔法陣の至る所から、108個の火柱が勢い良く沸き上がり、魔物たちを巻き込み焼き尽くしていく。

 108個の火柱により、次々と魔物達は焼かれて炭化していく。

 しかも生き物のように魔物を追い詰め焼き尽くすのだから、魔物達にとっては成す術もない。


 辺りにいる魔物を屠り、焼き尽くすと次第に1つ、また1つと火柱が融合していく。

 融合するたびに大きくなる火柱は、最終的に9つの大きなフレアとなる。

 獰猛な野獣の如きうねりをさせながら、空高くまで伸びるフレアの火柱。


 それらが俺に向って纏まりだす。

 全方位から俺とワイバーンに迫るフレアの火柱。

 9つのフレアが、俺とワイバーンを巻き込み火の渦となって全てを消し去っていく。


 俺のことなど忘れ、逃げようとするワイバーン。

 だが、どう逃げようとしても全てをフレアの火柱に阻まれ行き場を失う。

 やがてワイバーンは、火柱に囲まれ巻きつかれ、もがき苦しみながらのたうちだす。


 1つに纏まる事で、荒野を飲み込みそうなほどに大きく膨れ上がった火柱は、ついにワイバーンを焼き殺した。

 全身から蒸気を上げ、口からはドロドロと溶けた内臓を吐き、体のあちこちが炭化して崩れている。


 俺は【9尾九鬼紅焔】の攻撃により、ワイバーンの爪から剥がれ、地面に放り出されていた。

 放り出された先で、起きることも出来ずに寝そべりながら結果を確認する。


 周りは焼けた大地が広がり、数え切れないほどのマグマの小池がある。

 気温も蒸し暑く感じ、空気が痛い。

 魔物達の死体は、全て木炭のように炭と変わり果てている。

 辛うじて何だったか解るものもいれば、只の炭の塊になっているものも多い。


 肝心のワイバーンも全身炭とは言わないが、焼け死んでいるのが解る。

 最後にイリスとセフィリアの方を見ると、2人が泣きながらおれに駆け寄ってくる姿が目に入った。


 何か叫んでいるが聞き取れない。

 段々目も霞んでくる。


 とりあえず、2人の無事と魔物の脅威を退けた事に満足して俺は1人微笑んだ。

 そして、俺の意識は此処で終了する。

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