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自分で読んでて恥ずかしいほど文章へたですね
感想、ご指摘、要望など、なんでも歓迎します
ピピピッ ピピピッ
単調な電子音で目を覚ます
朝の目覚めは…最悪だ
…たくっ、どうしてあの時の夢なんか見るのやら
あの時、家族の死体を見た私は感情にまかせて―――
ブンブンブンッ
思いっきり頭を振って頭の中をリセットする
朝からブルーになりたくなかったから、さっさと飛び起きて学校に行く準備をする
といっても情報系の専門学校だからあまり教科書はかさばらない
それに今日は午前中で授業は終わりだ
あまり荷物は多くない方がいい
ということで女子にしては珍しくナップサックを持って行くことにした
まぁ、他は他だし
そんな考えで普段からナップサックを持ち歩いている
その勢いのまま私服に着替えナップを持って階段を駆け降りる
台所に行くとおばあちゃんが私の朝ごはんを用意しているところだった
「いただきます!」
あいさつもそこそこにいきなりご飯を掻き込む
「ゴホッ!」
案の定むせた
「ほら、そうやって掻き込むけんむせるんじゃ。もうちょっと行儀よく食べんと」
怒られながら、それでも胃のなかに納めていく
しばらくするとおじいちゃんが入ってきた
「おはようさん、そういえば時間はええんか?」
「っ!! ゴホッゴホッゴホッ!」
時間を見てまたむせた
早く行ってもやることがないので、いつものぎりぎりの電車に乗ってる
つまり、乗り遅れたら遅刻確定
ものすごい勢いで残りを掻き込み、ナップを持って玄関へと走り、
「行ってきま~す!!」
猛ダッシュで駅へと向かった