世界 -Another World-
この作品は、私・永乃宵紗が執筆中の「この世界の最高責任者達」に基づいて書いた詩ですが、あくまでも参考にしているだけなので、直接的な関係性はさほどありませんので、ご理解いただいた上でご覧ください。「この世界の最高責任者達」を読んでいらっしゃらない方は、読んでいただけると幸いです。
『世界は美しい』
『世界は素晴らしい』
そんな戯言にはもううんざりだ
この世界は残酷で
そこに住まう人々は汚らしい
そう思って生きてきた
それは違うのかと
思った出来事も
『騙されている』
『嘘だ』
『そんなわけがない』
そんな虚無な言葉に
何の想いが詰まっている?
『虚言に耳を貸すな』
誰の声か
うざったい
消してしまいたい
何処から聴こえる?
何処で見ている?
私は何をするべきで
私は何を言うべきで
私は何を聴くべきで
私は何を信じるべきか?
もう分からない
愛というのは
無慈悲なもので
愛というのは
無責任なものだ
愛というのは
無価値なもので
愛というのは
無秩序なものだ
信じるのはやめにしよう
それでも信じてしまうのはどうしてか
世界は美しく残酷だ
世界は優しく無情だ
世界は穏やかに冷酷だ
人に虐げられ
人に蔑まれ
人に罵られ
誰にも幸せにしてもらえない世界
誰も自分を見てくれない世界
もしもが実現する世界
取り残された双子の世界
理不尽に虐げられる世界
無責任に命を投げ出す世界
目的を達成するまで永遠に繰り返す世界
一度世界が生まれて
一度世界が終わって
一度世界が蘇って
もう一度終わって
また蘇り
また終わり
また蘇り終わり
また、
また、
また──
何度も繰り返し
何度も失敗し
終わりを望んでも
また始まる
達成を望んでも
失敗に終わり
また始まる
助けてと手を伸ばしても
また始まる
いつ終わるのと問うても
また始まる
いつか──終わるのでしょうね




