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愛しの猫耳メイドさんの秘密の世界線 シーズン02 第2章:魔法学園と消えゆく知識 第2章1節:事件と扇情的な助手服



#本編 #シーズン2


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第2章:魔法学園と消えゆく知識

第2章1節:事件と扇情的な助手服

天空に浮かぶ、壮麗なる学び舎、『世界線魔法学園』。 世界の歪みの謎を解く鍵を求め、ミミとご主人様は、学園の門をくぐる直前、潜入用の衣装に着替えるため、近くの森の木陰に身を隠していた。


「…よし、俺は着替え終わったぞ。ミミ、準備はいいか?」


ご主人様は、知的で権威ある教授風のローブを見事に着こなしていた。 その姿は、ミミの心をときめかせるのに、十分すぎるほどだった。


「は、はいですにゃ! ミミも、今、終わりますにゃ!」


物陰から、少し恥ずかしそうな声を出しながら、ミミが姿を現す。 その姿を見て、ご主人様は、思わず息を呑んだ。


【サービスシーン: タイプC(衣装チェンジ)】


ミミが身につけていたのは、フリルのついた白いブラウスに、体のラインがくっきりと浮かび上がる、黒いタイトなミニスカートの助手服だった。 しかし、ご主人様の視線を釘付けにしたのは、そこではない。


スカートの、そのあまりにも深いスリット。 そして、そのスリットから大胆に覗く、靴下もストッキングも身につけていない、滑らかな『素足』 だった。


「ミ、ミミ…その格好は、一体…」


「え? あ、えっと…リリアナさんが、これが学園の正式な助手服だって…」


ミミは、顔を真っ赤にしながら、落ち着きなくスカートの裾を弄っている。 その仕草が、スリットから覗く素足を、さらに扇情的に見せた。


ご主人様は、ごくり、と喉を鳴らした。 理性が、警鐘を鳴らしている。 しかし、目の前の、あまりにも無防備で、官能的な光景から、目を離すことができない。


「…ミミ、ちょっと、こちらへ」


ご主人様は、かすれた声で、ミミを手招きした。 ミミが、こてん、と首を傾げながら、素直に近づいてくる。


ご主人様は、震える指を、ゆっくりと伸ばした。 そして、その指先を、ミミのスカートの、深いスリットへと、そっと滑り込ませた。


「ひゃんっ!」


ミミの口から、可愛らしい悲鳴が漏れる。 指が、柔らかく、そして温かい、素肌の感触を確かめる。 スリットの縁をなぞるように、ゆっくりと、指を上下に動かす。


「ご、ご主人様…! こ、ここは、お外ですにゃ…!」


「…ああ、分かっている。だが、少しだけだ。…この肌が、本物かどうか、確かめさせてくれ…」


ご主人様は、まるで何かに取り憑かれたかのように、その行為に没頭していく。 ミミもまた、背徳感と、ご主人様に触れられる喜びに、その体を、くねらせていた。


しばらくして、二人は何事もなかったかのように、魔法学園の門をくぐった。 しかし、学園内は、奇妙なほど静まり返っていた。


「…おかしいな。叡智の府の中心ともあろう場所が、まるで墓場のようだ」


「本当ですにゃ…。生徒さんたちの声も、本のページをめくる音も、何も聞こえませんにゃ…」


二人は、異変の中心地であろう、巨大な図書館へと向かう。 そこで、二人は、この学園を襲っている、恐るべき呪いの正体を目の当たりにすることになる。 白紙化した魔導書。そして、記憶を失い、虚ろな目で彷徨う生徒たち。


「これは、単なる事件ではない! この学園そのものを、存在ごと消し去ろうとする、恐るべき呪いだ!」


ご主人様の絶望に満ちた声が、静かな図書館に響き渡る。 その時、図書館の奥の暗がりから、凛とした、しかし疲れの滲む声がした。


「…その呪いの正体に、もう気づいている方がいたとは…驚きましたわ」


ゆっくりと姿を現したのは、見覚えのある、知的な美貌の魔法使い、リリアナだった。


#シーズン2 #本編



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