愛しの猫耳メイドさんの秘密の世界 04_始まりの家での甘い一日 第6章:月の都組の来訪 第1節:【三人の姫と三様の誘惑】
第6章:月の都組の来訪
第1節:【三人の姫と三様の誘惑】
G-3N3S1Sが、初めての「愛」のキスを経験した、その翌日。 始まりの家には、穏やかで、そしてどこかそわそわとした空気が流れていた。
「ご主人様、本当に、今日いらっしゃるのでしょうか…?」 ソフィアが、少し緊張した面持ちで、ティーカップを磨いている。
「ああ。リリアナが、アカシックレコード経由で、正式な招待状を送ってくれたからな。間違いなく、今日来るはずだ」 ご主人様がそう答えると、エリスが「ふん、あいつらが来たって、ご主人様の一番は、この私なんだからな!」と、誰に言うでもなく呟いた。
そう、今日は、月の都で別れた、準ハーレムメンバーたちが、初めてこの「始まりの家」に遊びに来る日なのだ。
午後になり、ホールに設置された転移魔法陣が、淡い月の光を放ち始めた。 光が収まると、そこには、三人の美しい訪問者の姿があった。
一人は、十二単を現代風に着こなした、気品あふれる絶世の美女。その黒く長い髪は、まるで夜空そのもののようで、歩むたびに星屑がこぼれ落ちるかのような幻想的な雰囲気をまとっている。彼女が、慈愛に満ちた瞳でご主人様を見つけると、その唇が、嬉しそうに綻んだ。 「お父様。お久しぶりですわ。あなたとの約束を果たすため、あなたの娘、かぐやが、会いにまいりました。これからは、ずっと、お側におりますわ」
その隣に立つのは、ポニーテールを高く揺らし、白銀の東方鎧を軽やかに着こなした、凛々しい少女。その腰には、月光を浴びて青白く輝く太刀が佩かれている。彼女の瞳には、ご主人様への絶対的な忠誠心と、周囲のハーレムメンバーに対する鋭い対抗心が宿っていた。 「ご主人様! このさやかが、お側に仕えるため馳せ参じました! 始まりの家の警備、および、ご主人様の身辺警護は、この私が、生涯をかけて務めさせていただきます! 以後、お見知りおきを!」
そして、三番目の女性は、深い藍色の衣をまとい、どこか影のある、妖艶な微笑みを浮かべていた。その瞳は、全てを見透かすかのように、ご主人様の魂の奥底を覗き込んでいる。 「ふふ…相変わらず、面白い運命の中心にいるのですね、ご主人様。私は月詠。あなたの運命を観測し、そして、時々、甘い毒を盛らせていただく者。以後、よろしくお願いいたしますわ」
月の都からの来訪者。彼女たちの登場に、始まりの家には、新たな波乱と、甘い予感が満ちていく。
その夜、歓迎の宴が開かれた。まずは、かぐや姫が、お土産だと言って、美しく輝く酒瓶を取り出した。 「お父様。これは、月の雫を集めて作った『月光酒』ですわ。魂を癒し、活力を与える、特別な霊酒…ですが、一つだけ、正しい飲み方がございますの」
【かぐやのサービスシーン: タイプN 誘惑 & タイプO 官能的な食事】
かぐや姫は、妖艶に微笑むと、自らの十二単の襟元を、そっと、指で押し広げた。豊満な胸の、深い谷間が、あらわになる。 「このお酒は、特別な器…すなわち、月の姫の肌で温め、注いでこそ、真の味が引き出されるのですわ。さあ、お父様。この、かぐやの胸の谷間に、月光酒を、注いでくださいまし。そして、その唇で、直接お飲みなさいな」 その、あまりにも大胆で、背徳的なおねだりに、ご主人様は言葉を失う。 ご主人様は、覚悟を決めると、震える手で、月光酒を、かぐや姫の白い肌に、そそいだ。甘く、芳醇な香りが、あたりに立ち込める。そして、ご主人様は、その谷間に顔をうずめ、唇で、直接、霊酒を味わった。肌の温もりと、酒の甘美さが、混ざり合い、脳を蕩かすような、官能的な味わいが、口いっぱいに広がる。
かぐや姫の儀式が終わると、今度は、さやかが、ずいっと前に進み出た。 「ご主人様! かぐや様へのご奉仕、見事でした。ですが、奉仕とは、ああいった儀式的なものではなく、日々の献身にこそ、真髄があるのです!」 さやかは、そう言うと、懐から取り出した、月のウサギが搗いたという餅を、恭しくご主人様に差し出した。 「さあ、ご主人様。月の都の、最高の珍味です。お召し上がりください」
【さやかのサービスシーン: タイプA 純粋な愛情表現 & タイプE 嫉妬と勇気】
「ああ、ありがとう」 ご主人様が、それを手で受け取ろうとすると、さやかは、ふいっと、それを引っこめた。 「いけません、ご主人様! あなた様のような、尊いお方を、手ずから食事させるなど、言語道断! このさやかが、責任をもって、あなたの、お口まで、お運びいたします!」 そう言うと、さやかは、餅を、自らの指でつまみ、ご主人様の唇へと、ぐいっと押し付けてきた。その瞳は、真剣そのものだ。 「さあ! 口を開けてください!」 その、あまりにも不器用で、しかし、あまりにも真っ直ぐな奉仕に、ご主人様は思わず笑ってしまう。彼が、その餅を、彼女の指ごと、優しく食むと、さやかの顔は、ぼっと、真っ赤に染まった。 「…! ご、ご主人様は、お優しいのですね…。ですが、あの猫耳メイドより、私の奉仕の方が、上であると、証明してみせます!」 ミミを睨みつけ、さやかは、固く、そう誓うのだった。
そして、宴もたけなわになった頃。月詠が、静かに、ご主人様の隣に座った。 「ご主人様。お楽しみのところ、失礼いたしますわ。私も、あなたに、特別な贈り物がございますの」 彼女が差し出したのは、小さな、瑠璃色の小瓶だった。中には、妖しく揺らめく、銀色の液体が入っている。 「これは、『真実の薬』。飲むと、自らの、心の奥底にある、本当の願望が、見えるようになるという、秘薬ですわ」
【月詠のサービスシーン: タイプG 背徳感と秘密の共有 & タイプD 濃厚な接触】
「…少し、怖い薬だな」 「ふふ、怖がることはありませんわ。私が、安全に、飲ませてさしあげますから」 そう言うと、月詠は、小瓶の液体を、自らの口に、こくり、と含んだ。 そして、ご主人様の顎に、そっと手を添えると、逃げられないように、その唇を、自らの唇で、塞いだ。 「ん…んぅ…!」 濃厚な、花の蜜のような味が、月詠の舌を通して、ご主人様の口の中へと、流れ込んでくる。それは、ただの口移しではない。魂を、直接、上書きされるような、抗いがたい、快感を伴う、支配のキスだった。 長い口づけが終わり、月詠は、名残惜しそうに唇を離すと、ご主人様の耳元で、囁いた。 「さあ、ご主人様。今宵、あなたは、どんな夢を見るのかしら…? その夢の内容、明日の朝、私だけに、こっそり、教えてくださいね…?」
◆ 月の都組・来訪レポート①
自己紹介:
かぐや: お父様の、ただ一人の娘ですわ。
さやか: ご主人様をお守りする、忠実なる刃です!
月詠: あなたの運命を、少しだけ、弄らせていただく者ですわ。
ご主人様への好感度ポイント:
かぐや: 測定不能(父娘の絆は、数値を超越します)
さやか: 忠誠心MAX(この身、全てを捧げます!)
月詠: 興味MAX(あなたの魂、実に興味深い…)
今日の出来事:
かぐや: お父様との、再会の儀式を、無事、執り行うことができました。やはり、お父様の唇で味わう月光酒は、最高ですわね。少し、周りが騒がしかったのが、玉に瑕ですが。
さやか: ご主人様に、私の、初めての奉仕を、受け入れていただけた! 感激の極みだ! だが、あの猫耳メイド…手強い!
月詠: ご主人様に、無事、『真実の薬』を、飲んでいただくことができましたわ。彼の魂が、今夜、どんな願望を映し出すのか…楽しみで、眠れそうにありませんわ。
次回のおねだり:
かぐや: 次は、誰にも邪魔されない、二人きりの場所で、もっと、ゆっくりと、父娘の時間を、過ごしたいですわ。例えば…夜のお風呂で、お背中を流し合うとか、いかがかしら?
さやか: 次回こそ、あの猫耳メイドに、奉仕勝負で、完全勝利してみせる! ご主人様、私とミミ殿の、『お仕置き宣言じゃんけん』 による、奉仕対決の、審判を、お願い申し上げます!
月詠: ふふ…薬の効果は、いかがでしたか? もし、もっと、知りたくなったのなら…今度は、私自身が、薬となって、あなたの、全身で、真実を、教えてさしあげますわ…。




