愛しの猫耳メイドさんの秘密の世界 04_始まりの家での甘い一日 第2章:エリスと流す気持ちいい汗 第4節:筋肉痛の治療と甘い約束
第4節:筋肉痛の治療と甘い約束
シャワールームでの、甘いハプニングの後。 二人は、バスローブを羽織り、訓練場の、休憩室で、涼んでいた。
「…ふぅ、さすがに、少し、やりすぎましたかね。体の、あちこちが、痛いです」 エリスが、心地よい、疲労感に、身を委ねながら、呟いた。 その、気だるげな姿が、妙に、色っぽい。バスローブの合わせ目から、湯気で火照った素肌が、ちらちらと覗いている。
「そうだな。…よし、エリス。俺が、マッサージをしてやろう」 「え、本当ですか!?」 「ああ。筋肉痛は、早めに、ほぐしておかないと、後が、辛いからな」
ご主人様は、そう言うと、近くの棚から、一本の、小さな瓶を、取り出した。 中には、リリアナ特製の、筋肉を、ほぐす効果のある、魔法のオイルが、入っている。
「…ですが、ご主人様」 エリスが、にやり、と、悪戯っぽく、笑った。 「ただ、やってもらうだけでは、つまらないでしょう? お仕置き宣言じゃんけんで、決めませんか?」
「ほう? どういうルールだ?」 「私が負けたら、罰として、ご主人様に、して欲しいお仕置きのフルコースを、していただきます。ですが、もし、私が勝ってしまったら…今日のお仕置きは、お預けです」
【サービスシーン: タイプJ 公開お仕置き宣言じゃんけん & タイプF 五感を刺激する官能】
(お預け、だと…!?) ご主人様の、喉が、ごくり、と鳴る。 それは、あまりにも、スリリングな、提案だった。
「いいだろう。その勝負、受けよう。…それで、お仕置きのリストとは?」 「ふふっ。よくぞ、聞いてくれました」
エリスは、頬を、ほんのり、赤らめながら、しかし、その瞳は、期待に、爛々と輝かせながら、宣言を始めた。
「まず、壱の仕置き。湯船の中で、私の体を、温めながら、優しく、オイルマッサージをしてください」 「次に、弐の仕置き。マッサージをしながら、私の体に、滴る汗を、『塩分補給です』と言い訳しながら、舐めて、味見してください」 「参の仕置きは…四つん這いの状態で、私のお尻を、優しく、叩いてください。私が、気持ちよくて、また、汗をかくまで、何度も、何度も、繰り返すのです…」 「四の仕置き! 私の、この訓練着を、ご主人様が、口を使って、脱がせてください! 手は、使ってはいけません!」 「伍の仕置きは…! その…ご主人様の、一番、硬いところで、私の、一番、柔らかいところを、思いっきり、挟んで、ください…!」 「そして、最後の、陸の仕置きは…! ぜんぶ、終わった後、疲れ果てた私を、ご主人様が、お姫様抱っこで、寝室まで、運んでくれること、です!」
その、あまりにも、具体的で、倒錯的な、お仕置きのフルコースに、ご主人様の、理性が、焼き切れそうになる。
「…面白い。最高の、宣言だ」
「いきますよ! じゃん、けん…!」 ご主人様が、ゆっくりと「グー」を出す。 エリスの、心臓が、高鳴る。 (お願い…! 負けさせて…!)
しかし、彼女が、力強く突き出したのは、そのグーを、優しく包み込む、「パー」 だった。
「あ…」 エリスの、表情が、絶望に、固まる。 勝ってしまった。最高のお仕置きが、お預けになってしまった。
「…私の、勝ち、ですね…」 がっくりと、肩を落とす、エリス。 その、あまりにも、分かりやすい、落ち込みように、ご主人様は、思わず、吹き出してしまった。
「ははは! 残念だったな、エリス」 「…うぅ…ご主人様の、いじわる…」
潤んだ瞳で、ご主人様を、睨みつける、エリス。 その姿は、負けて、拗ねる、子猫のように、愛おしかった。 ご主人様は、そんな彼女の頭を、優しく、撫でた。
「…しょうがないな。そんなに、してほしかったのか?」 「…当たり前じゃ、ないですか…」 「分かった、分かった。…じゃあ、約束だ」 「え…?」
ご主人様は、エリスの耳元に、そっと、唇を寄せた。 「今度、この訓練所で、二人きりになった時、今日宣言したお仕置き、壱から陸まで、全部、順番通りに、してやる。…だから、今日は、我慢しろ」
「…! ほ、本当ですか!?」 「ああ、約束だ」 「ぜ、絶対に、ですよ!?」 「ああ、絶対にだ」
ぱあっと、顔を輝かせる、エリス。 結局、ご主人様は、この、愛しい騎士に、甘いのだ。 未来の、甘い約束を胸に、二人は、連れ立って、再び、湯気の立ち込める、浴室へと、向かうのだった。
◆ エリスの訓練日誌④
自己紹介: 私はエリス! ご主人様と、最高に、甘い約束を、交わした、未来の花嫁よ!
ご主人様への好感度ポイント: 200P → 250P(私の、わがままな、おねだりを、全部、聞いてくれるって、約束してくれたから! もう、大好き!大好き!大好き!)
今回の出来事のまとめ: じゃんけんに、勝っちゃった時は、どうしようかと思ったけど、ご主人様が、もっと、すごいご褒美をくれた! あの、お仕置きのフルコースを、今度、二人きりで…。考えただけで、体が、熱くなっちゃう…!
次回のおねだり: もう、今日は、満足。ご主人様の、隣で、安心して、眠りたいな。そして、夢の中でも、あのお仕置きの、続きを…。




