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愛しの猫耳メイドさんの秘密の世界線 シーズン02 第9章3節:禁断の最終章



#本編 #シーズン2


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第9章3節:禁断の最終章

女王エリスの、衝撃的な儀式が終わり、リビングは、興奮の余韻に、包まれていた。 次に、ご主人様の前に、静かに進み出たのは、リリアナだった。 その表情は、冷静沈着な、いつもの彼女。しかし、その瞳の奥には、これまで誰も見たことのない、熱い、熱い、炎が燃え盛っていた。


「ご主人様」 リリアナは、自分が記録していた魔導書(同人誌)を、ご主人様の前に、差し出した。


「この本には、私たちの、全ての思い出が、記録されています。ですが、まだ、最後のページが、空白なのです」


そして、彼女は、宣言した。 その声は、静かだったが、部屋中の空気を、震わせるほどの、覚悟が、込められていた。


「お仕置きとして、この本の、禁断の最終章に、ご主人様との『初めての夜』の記録を、今、ここで、共に、創造していただきたいのです」


「なっ…!?」 今度こそ、エリスとソフィアが、絶句した。ミミは、意味が分からず、首を傾げている。


「さあ、ご主人様。私に、愛という名の、物語を、その身をもって、教えてくださいまし…」 リリアナは、うっすらと頬を染め、挑発的に、微笑んだ。


「…君は、本当に、面白いことを、考えるな」 ご主人様は、その、あまりにも、知的で、あまりにも、大胆な、誘惑に、感嘆の息を漏らした。


【サービスシーン: タイプJ: 公開お仕置き宣言じゃんけん(覚悟の勝利)】


「勝負ですわ。じゃん、けん、ぽん!」


ご主人様が出した「グー」に対し、リリアナが、計算され尽くしたタイミングで出したのは、完璧な 「チョキ」 だった。


「…ふふ。私の、勝ち(負け)ですわね」 リリアナは、満足げに、微笑んだ。


「さあ、ご主人様。約束通り、この最終章を、完成させましょう。…他の皆様は、少し、席を、外していただけますこと?」


リリアナの、その言葉に、エリスとソフィアは、顔を真っ赤にしながら、慌てて、ミミを連れて、部屋を出て行った。 扉が、閉められ、リビングには、二人きり。


「では、始めましょうか。私たちの、最初の、共同作業を…」 リリアナは、そう言うと、自らの、衣服の、リボンに、そっと、手をかけた。 ご主人様は、ゴクリと、喉を鳴らす。


扉の向こうで、三人は、壁に耳を当てていた。 中から聞こえてくる、リリアナの、甘い、甘い、吐息。 そして、時折、聞こえる、ご主人様の、低い、声。 その、一つ、一つが、彼女たちの、想像力を、掻き立てる。


リリアナのペンは、もはや、動いていない。 なぜなら、最高の、物語は、文字にするよりも、深く、深く、その魂に、直接、刻み込まれていたからだ。 禁断の、最終章。その、執筆の音だけが、静かな、夜に、響き渡っていた。 #シーズン2 #本編



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