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ボーイッシュボクっ娘彼女は無自覚に異常。いいよね?〇しても。。

作者:真心ちゃん
 高校二年生の夏の日僕は恋をした。そして人を殺した。殺したことに一切の後悔はない。
 僕は彼の為ならなんだってできる気がした。文字通り“何でも”だ。彼を知れば知るほど生まれて初めての感情を知る。
 自分がこんなにも嫉妬深く欲深いことを。
あの夏の日、僕達の運命は狂ってしまった。日常から異常へ、異常から狂気へ、狂気から怒りへと。
 僕達は巻き込まれる。かつて人だった者が“あちら側に”に引き摺り込もうと、人だと思っていた者が“こちら側”ではなかったと、思い知らされる。
 僕は君は好き。君のことが大好きさ。君の為なら僕はなんだってできる。
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