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【7話】甘味蜜?

今日は、遂に同期の皆と初の顔合わせをする日だ。

今は... 1時半か。

3時に事務所に集合とのことだったため、2時ぐらいに家を出ようと準備をしている。

「う~ん、どっちの服のほうがいいかな。」

そんなことを、考えながら準備をしていた。


 プルルル

電話がなった。誰だかは大方予想できる。

「はい、茅原です。なんですか?山月さん。いま準備中なんですが。」

「あ、おはようございます。茅原さん。実は、”甘味蜜さん”が今日どうしても行かなければ行けない用事があるみたいなので”甘味さん”は、これませんっていうのをお伝えしようと思っていただけです。スミマセン、準備の邪魔をして。」

”甘味蜜さん”。名前と設定だけ聞いていただけだが、何があったのか気になる。

「わかりました。わざわざ、ありがとうございます。ところでなんで”甘味さん”来れなくなったのですか?」

 何か言えない事情だったのかもしれない。といったあとから気づいてしまった。例えば家族になにかあったとか...

「んんんん~ 言っていいのかなぁ。」

山月さんが少し悩んでいる。

やっぱり言えない事情だったのd....

「あああ、何か言えない事情でしたら別にいいんですが。」

「いえいえ、そこまで重大じゃないんです。実は最近できた15円パンってあるじゃないですか。」

15円パン、10円玉の形ををしているのに15円って書かれている中にカスタードやモッツァレラが入っているパンのことだ。

「はい、まぁ 知ってますけど。」

「最近それが近くのドン・キホーテに出来たらしくて、期間限定で今日しか買えないらしんですよ。それを買いに行くため来れないみたいです。」

 ......?

え?そんな理由で来ないとかあるんだ。てかラライブ、ホワイト企業すぎん?そんな理由で休ませてくれるん。まじ?

「そっ、そんな理由で休んでいいんですか。」

「いや、だめに決まってるじゃないですか。」

「ですよねぇ、じゃあなんで”甘味さん”休んでもいいことになってるんですか。」

「実は、”甘味さん”のマネジャーが電話したところ...」



「あ!サナっち。今日ドンキの15円パン買いに行くから休むわ。」

そう言って電話切られてしまった。

サナっち、というのは甘味さんのマネジャー香住かすみ 佐奈さなのことである。その後何度も電話したらしいが出なかったとの事。仕方なく、同期のマネージャー全員に謝罪の電話をして言って山月さんに回ってきてそれを伝えに来たらしい。



「な、なるほど... イヤ甘味さん自由すぎん?マジ。」

「そうなんですよねぇ、まぁ遅れてでも来てくれると信じて集まりましょう。楽しみにしてますからね。」

「わ、わかりました。了解です。準備して事務所向かいます。」


すみません、ホントは今回で顔合わせ回を書こうと思ってたんですが、気づいたときにはこうなっていました。あははは^^

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