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【5話】同期ライバー

「そうそう、茅原さんのライバーとしての名前と設定って決まりました?」

ううぅ

痛いところを突かれた。

「スミマセン。まだ決まってないです。」

「そうですか...まあ、これから活動するに連れてず~と呼ばれ続ける名前ですし。真剣に考えてくださいね!」

そうである。これからライバーとして活動する第二の名前のようなものだ。適当に田中太郎みたいにつけてはいけないのである。


...全国の田中太郎さんすみません別に悪いとなんて言ってませんよ!うん!何なら逆に素晴らしい名前だと思います。単なる例えですって。あはは(断


「逆にほかメンバーは決まってるんですか。4期生の。」

ラライブ4期生デビューということで皆わかっているとは思うけど一人でデビューするわけではない。4期生は...というか今までの先輩方も男5人女5人の10人メンバーでデビューしてきた。4期生も一緒である。

「そうですね~。ちょっとまってくださいね。」


そう言うと山月さんは控室に持ってきていたカバンを開け中からノートパソコンをだしカタカタカタと何かを打っていた。

「あ!?ありました。ええっと〜男性ライバーさんが2人提出されていますね。女性ライバーさんの方は... ああ、こちらも2人ですね。」

6人中4人...

まずいなぁ、そろそろ僕も提出しなければ。

「どんな内容か聞きますか?」

と山月さんが言ってきた。そんなもん答えは決まっている。

「お 願 い し ま す。」

あははっと山月さんは笑ったあとおしえてくれた。


「ええっと、まず男性ライバーから言っていきますね。一人目はアルテリア・ラーティックさんで ある小国の門番をしていたが、敵どころか商人すらも来ない。”こんなトコ居れるかぁ”と思い脱走してきた。っていう感じですね。」

おおぅ、設定がすごいなどんな人かわかんないけど後々合うし仲良くできたらいいな〜。


「次行きますよ。二人目は遊久月コウキさん(ゆくづき ゆうき)。 普通の学校に通っている極普通の高校生、だが行っては行けない立ち入り禁止区域に入る趣味があるためよく組織に捕まっては逃げるを繰り返している。」

あれぇ、途中までめっちゃ普通やんって思ってたのに急にインパクト持ってきますやん。


「3人目は、あ!女性ですね。綿雲ふわりさん 超絶マイペースの引きこもりニート。ゆったりと舌雰囲気で無気力。」

同士がいるぞここに。同じニート同士仲良く慣れたらいいなぁ。


「次で今のところ最後ですね。女性ライバーさんで迅雷ナリさん(じんらい なり)。『雷』を操ることの出来る駆け出し魔法使い。魔法学校を留年したため嫌になり息抜きのため配信活動を開始した。うん。今回も個性豊かですね〜。」

「そ、そうですね。正直同じように個性を出せるかわかりませんができるだけ早く提出します。」


数日後

「山月さん。名前と設定を持ってきました。」

そう言うと山月さんは驚いたような表情をしたあとニッコリと笑って読んでくれた。


名前 科氏部リョウ(かしべ りょう)

設定 実験をしまくる科学者。日々薬品などを買い漁っているためいつも金欠で基本研究室に引きこもっている。その研究室からは毎日爆発音がするが何が起こっているかは、誰も知らない。

最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。m(_ _)m

やっとの思いで同期や自分のライバーとしての名前が出てきました。

次回では同期で集まる話を書こうと思っています。

それでは待たお会いしましょう。ノシ

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