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お手軽じゃない? そぼろ丼

作者: ひろゆき

 料理初心者なくせに、なぜか料理をしたくなったことがあります。

 そんなことを書かせていただきました。


 つい最近のことなのですが、またちょっと興味が湧き、ある料理をすることにしました。


 それは“そぼろ丼”になります。


 きっかけは好奇心からなんですけど、“そぼろ丼”と聞き、どんなイメージがありますか?


 素人の僕としては、どこかお手軽な丼ものではないかな、と考えていました。

 カツ丼、天丼、親子丼といった有名どころよりも簡単なんじゃないかな、と。

(なめたことを言うじゃないっ、という指摘はどうかもう少し抑えてください……)


 ということで始めることにしました。

 いきなり肉、とはいかず、

 まず最初は炒り卵となります。

 そぼろ丼と聞くと、炒り卵との半々の形が浮かびますので。

 ここで余談となるのですが、みなさんは卵は甘い派ですか?

 それともしょっぱい派ですか?

 ま、これを突き詰めれば別の話になりますので、置いておきます。

 僕は甘い派でして、砂糖を少し入れた卵によって、炒り卵を用意しておきました。

 さ、ここで本題のそぼろとなります。


 そぼろと聞くと、なんの肉を想像しますか?

 僕としては鶏そぼろです。

 でも、今回は牛と豚の合い挽きを使うことにしました。

 ま、気分的にです。はい。

 さぁ、炒めようとしたときなのですが、つい偉そうなを考えてしまいました。

 ミンチだけでは物足りないんじゃないかと。

 偉そうにアレンジをしようと考えてしまいました。

そこでみじん切りにした玉ねぎを加えて、炒めていきました。


 軽く炒めたあと、味つけはどうするかと思いつつ、醤油と砂糖を加え、さらに炒めます。

 はっきりと言って、分量は適当です。きっちりとした量はわかりません……。

 ほんと、ズボラなんですね。

 あとはそこに生姜を加えていきました。

 生の生姜をするなんて上等なことはできず、チューブ入りのものです。

 それを思いのほか多く入れてしまいました。

 気づいたら入っていた、という感じです。

 全体に火が通ったところで……。

 次はご飯を入れたどんぶりに、先に用意していた炒り卵と半々に入れていきました。

 意外とこの動作が一番気を使ったのかもしれません。

 綺麗に、できるだけ均等に二色になるようにしました。

 味に自信がなくても、見た目だけは負けないように、と意識してしまいました。


 そこでそぼろ丼の完成となりました。

 いざ、いただきます、と。


 結果的に味といえば、美味しかったです。自分で言うのもなんですが、美味くできたと自画自賛したくなりそうです。

 あえて言うならば、生姜をもっと入れてもいいのかな、と思いました。

 思いのほか入ったと感じていたけれど、それ以上に入れてもよかったかな、と。


 ただ……、


 やっぱり完全になめていました。

 料理レシピやサイトで見ていると簡単かな、と思っていたのですが、そうではありませんでした。

 確かに料理が好きで、上手な方であれば、お手軽な料理かもしれませんが、僕としては想像以上に時間がかかってしまいました。


 全体的に、下手な者が偉そうなことを言うな、ってことですね、ほんと……。


 そぼろ丼、それは決して、


 お手軽ではないっ。


 ということですね。




                    了

 

 なめてました。

 本当になめていました。

 でも、楽しめたのでつい書かせていただきました。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  美味しくできて良かったです。合挽き肉の段階で、まさか失敗話か?と思いましたが杞憂でした。  考えて見れば、合挽き肉と玉ねぎはハンバーグの主原料ですし、生姜は肉の臭み消しに使いますから、調…
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