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シドの国  作者: ×90
クザン村
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34話 幼き戦士たち

〜クザン村 クアンタの家〜


「私も連れて行って下さいっ!!」

「よかろうっ!!」

 ラルバが差し出されたクアンタの手を取ろうとすると、ラデックが横から腕を引っ張り阻止した。

「む!」

「クアンタは連れていくべきじゃないだろう。この子は健全に育つべきだ」

「はぁ〜?こんな物理的にも精神的にも毒まみれな村で生まれ育って、今更なぁにが健全だスットコドッコイ」

「そっその通りですっ!私なんてもうとっくに――――」

「健全じゃない人間は“私なんて”とは言わない」

 ラデックの言葉に何も言い返せなくなったクアンタは、何か言おうと口を開くが言葉が続かず硬直する。しかし納得のいかないラルバはラデックに向き直り、太々(ふてぶて)しく腕を組んで威圧した。

「なんだラデック。アビスは良くてクアンタはダメなのか。やっぱり戦えんクズは足手纏(あしでまと)いだーって言いたいんだろう?あーあー酷い奴だなぁ!才能で仲間を選ぶのかお前は!」

「別にそうではないが……」

 態とらしく悪態をついて不貞腐(ふてくさ)れるラルバに、ハピネスが後ろから近づいて顔を覗き込む。

「私も反対だな。ラルバ」

「えぇ……何かみんな未成年に優しくない?」

 心底残念そうにして力なく椅子にもたれかかるラルバを他所目(よそめ)に、ハピネスはクアンタに近づいて微笑んだ。

「クアンタちゃん。君には幼馴染がいたね」

「え……?あ、リュアンと……ソーラ……ですか?」

「そう。君は2人の帰りをここで待つべきだ」

「えっでっでも、2人……とも……帰ってこないと思います……と言うより……どこかで死んでいるのだと……」

「ほう。何故?」

「だって……バビィ達は、私とヨルンに毒を盛っていたじゃないですか……じゃあ当然リュアンとソーラにも……」

「いいや。君達に毒を盛っていたのは、リュアンとソーラだよ」

 その言葉に、クアンタは目を見開いてハピネスを見つめた。知らされていなかったラデックも驚きラルバの方を見ると、小さな声で「あー……そっちかー」と呟いているのが聞こえた。

「ハ、ハピネスさん……?どういうことですか?」

「クアンタちゃん。君はリュアンとソーラの幼馴染だったそうだね」

「そう、ですけど……」

「2人は、まあどちらかは確実に頭が良かった――――でもって……君の頭はそれほど良くなかった。ついでに体力もない」

「…………はい。いつもリュアンとソーラ、それから……ヨ、ヨルンに……助けてもらってばかりでした」

「2人と仲は良かったのかい?」

「まあ……昔は……」

「悪くなったのはいつから?」

「それは、私が担い手に選ばれてからですが……それと毒になんの関係が――――」

「なんで2人は君を嫌ったんだい?」

「そんなの、分かんないですよ……」

「そう。分からない。君は頭は回らないし度胸もないしオマケに筋力も体力もない」

「…………何が言いたいんですか」

 ハピネスの(あお)るような物言いに、段々弱気から不機嫌へと感情が転がりクアンタは恨むような眼差しを向ける。しかし、ハピネスは不気味に微笑んで小さく咳払いを挟む。

「けどそんな君にも“思い遣り”がある」

 横で聞いていたラデックが「まさか」と(こぼ)すと、ハピネスは小さく頷いて言葉を続ける。

「ラルバに生贄(いけにえ)役を代わってあげると言われた時、さっきまで(だま)していたにも(かかわ)らず心配してしまう程に心優しい子だ。そんな心優しいクアンタちゃん。もし、リュアンとソーラに嫌われなかったら、果たして2人を置き去りにヨルンと逃げ出したかな?」

「…………え」

「だってそうだろう?2人で逃げたら担い手の代役はリュアンかソーラだ。今までずっと笑い合ってきた友達をこんな村に残して自分達だけ逃げるかい?」

「……それは」

「そう。(むし)ろ自分から担い手役を志願してしまうだろう。君は優しいからね。でも4人で逃げるにしても、君は度胸もないし鈍臭(どんくさ)い。だからこそリュアンとソーラはバビィ達に提案したんだよ。2人に毒を盛って逃亡を阻止する計画を」

 クアンタはハピネスに詰め寄り、震える視線で(にら)みつける。

「2人がヨルンを殺したとでも言うんですか…………!!!」

「まあまあ、話は最後まで聞きなさい。リュアンとソーラがバビィ達に提案したのは、君とヨルンが逃げ出したときに足止めさせる計画だ。殺害じゃない。君達の食事に混ぜられていた毒だが……うちの国では麻酔薬にも使われる神経毒だ。死にはしないが、それなりに摂取すれば昏睡状態に陥る。君は妹が目を覚さなかった時、吐息や鼓動まで確認したのかい?」

「……し……して、ません」

「そもそも君の妹は死んでなんかいない。第一、死亡するような毒ならバビィ達が使用を許さない。担い手には健康な状態で子供を産んでもらう必要があるし、何より数少ない子を産める人材なんだからね。ヨルンは先に毒が効いて気を失い、クアンタちゃんは毒が効く前に村人に発見された。今は解毒の最中かな?君の呂律(ろれつ)が回ってないのは、小心者だからじゃなくて解毒による脱水症状で口が乾ききってるからじゃないかな。女の子にこんなこと言うのもアレだけど、クアンタちゃん唇カッサカサだよ」

 ハピネスの指摘にクアンタは咄嗟(とっさ)に口元を隠す。

「……で、でもそれじゃあ、リュアン達が……私に毒を盛った理由にはなら、ならないじゃない、ですか」

「簡単な話だ。君は(おとり)だよ」

「おと……り……?」

「クアンタちゃんの身体能力的に一緒に逃げ出すことは不可能。そこで3人が考えた策がこれだ。ヨルンが君を(そその)して脱走を図り、それと同時にリュアンとソーラも逆方向へ逃げ出す。当然村の追っては真っ二つとまでは行かなくとも二分される。かつ、村人達には“最悪リュアンとソーラを取り逃しても、確実にクアンタとヨルンは捕まえられる”という余裕が生まれる。君達2人が逃げている間の数日間プラス――――毒を抜いて担い手役に戻るまでの数日間。それらの間に、リュアンとソーラが到達するという策だ」

「到達……?どこへ……?」

人道主義(じんどうしゅぎ)自己防衛軍(じこぼうえいぐん)

 そこまでハピネスが話したところで、急に玄関の扉が開かれた。

「おや、イチルギ。おかえり」

「ただいまー」

 そこには、1人の少女を背負ったイチルギが立っていた。

「ヨ、ヨルン……!!!」

「意外と時間かかっちゃったわ〜、ごめんなさいね〜」

 楽観的なイチルギとは対照的に不機嫌なラルバは、態とらしく足音を響かせてイチルギに詰め寄る。

白々(しらじら)しいぞイチルギ。どこで何してた」

「ヨルンちゃん探してたに決まってるでしょ。いやー女の子2人であんな遠くまで歩けるのねぇ」

「嘘つけ!お前なら半日で済むだろうが!」

「ここまで(わざ)とらしくシラを切るってことは言いたくないって事よ。少しは察して」

「察した上で言っとんじゃ!」

 2人が言い合っている横で、(うつろ)な目をしたヨルンにクアンタが抱きついて大粒の涙を溢す。

「ごめんね……!!!ごめんねヨルン…………!!!」

「…………なんで…………お姉ちゃんが…………謝るの……?」

「だって……!!だって…………!!わた、私が……皆の気持ちに気づけなかったから……!!」

 クアンタに抱き締められたままのヨルンは、目線だけをハピネスやラデックの方へ向ける。そしてゆっくり微笑んで声を出さずに「ありがとう」と口を動かした。

「ラデック君。そろそろお暇しよう」

「ん?ああ、急にどうした?」

「人道主義自己防衛軍の空挺(くうてい)部隊がすぐそこまで来てる」

「本当か?リュアンとソーラは無事に辿り着けたんだな。しかし、人道主義自己防衛軍は鎖国中じゃなかったのか?」

「そこは人道主義だからな。生贄にされそうな友達を助けて欲しい、その一心で何日もかけて森を抜けてきた子供2人に手を貸さないのは、まず人道主義とは呼べんだろう」

「笑顔による文明保安教会は?」

「それはそれ。これはこれ」



〜人道主義自己防衛軍〜


 清潔だが不気味な程無機質な白いコンクリート造りの廊下を、紺色の軍服を着た女性が書類を(わき)に早足で歩いている。女性は幾つもある扉のうち一つの前で立ち止まり、手鏡を取り出して入念に身嗜(みだしな)みを整えてから大きく深呼吸をした。そして、”執務室“と札が付いている以外は、他より少しだけ大きいだけの扉を軽くノックをする。

「アルコシアか、入れ」

「失礼します」

 扉の中は、特別何か高級さを感じさせるような物品はなく、至って素朴なカーペットにガラス戸の棚やソファが置かれている。

 正面の両袖机に座る水色の髪の人物は、背負った窓から差し込む光で若干見えづらいが、真っ白な肌に、額から真っ黒な(あざ)(したた)らせ机に広げた書類を眺めている。中性的な鋭い顔付きに引き締まった体、一見すれば若い男性の様にも思えるが、それなりに膨らんだ胸と女性的な腰つきは軍服の上からでも充分に見てとれた。

 アルコシアと呼ばれた女性は軽くお辞儀をした後に近づき、両手で傍に抱えていた書類を差し出した。

「ベル様、こちら承認をお願い致します」

 ベルと呼ばれた人物は、宵闇に浮かぶ月のような真っ黒な白目と輝く金色の瞳を目の前の女性に向け、片手を差し出して書類を受け取る。胸元に着けた”人道主義自己防衛軍総統(そうとう)“の証であるバッジを手遊びに爪で引っ掻きながら、書類とアルコシアを交互に見つめる。

「うむ……アルコシア。寝不足か?」

 突然そう指摘されると、アルコシアはハッとした顔でたじろぎ、バツが悪そうに目を泳がせる。

「あっいえっ……あの、はい……」

「人道主義自己防衛軍規則第19条。全ての国民は健康的で清潔な睡眠と食事を尊重し、また正当な理由なくこれを害してはならない。正当な理由は?」

「あ、えっと……先日の資源確保の企画が終わらなくて……」

「不適当だ。君はどうも、自分のスキルに見合わないタスクをノルマに設定する節がある。一つのタスクを更に分割して考え、常に一区切りついた状態を確保すべきだ」

「はっ……はい……」


 コンコン。


 2人の会話に、ノックの音が割り込む。

「所属と名前」

 ベルが扉の向こうにいる相手に命令する。

「”ヒダネ“所属、ハザクラ」

 返事と同時に入室した赤髪の少年は、手元の書類を眺めながら真っ直ぐソファへと向かい腰掛ける。前髪を極端に伸ばしたショートヘアで右目を隠している所為で、右側に立っていたアルコシアから表情は見えないが、ハザクラはアルコシアの視線に気がつくと左目を向けて軽く会釈(えしゃく)をする。


 コンコン。


 再びノックの音。

「所属と名前」

「“クサリ“所属、総指揮官ジャハル!失礼致します!」

 威勢の良い返事と共に入ってきた色黒の女性が、長い銀髪を掻き上げながら手に持っていたファイルをベルの差し出した。

「グリディアン神殿の政権が正式にザルバスに引き継がれたとの報告が……おっと、すまない」

 ジャハルはアルコシアが萎縮(いしゅく)して一歩下がったことに対して、(なごや)かに微笑んで()びた。

 ガッシリとした筋肉と扉スレスレの高身長という男顔負けの体格に、余計に威圧感を持たせる大きく膨らんだ胸と尻。前髪を後ろへ流し、大きく出した額から目の下まで広がったヒビ割れの様な黒い痣に、真っ赤な瞳。戦闘訓練に()いてはベル以外の人間全てを完封する圧倒的実力者。

 男女問わず魅了する眉目秀麗(びもくしゅうれい)な憧れの戦士に、アルコシアは赤面しながら(ほう)ける。

「ジャハル。そのファイル頂いてもいいかな?」

「あ、はいっ!ザルバスの出馬直前の動向から(まと)めておきました!」

「マメだね……既知の情報は(はぶ)いて構わないんだが……」

 ベルにファイルを手渡すと、ジャハルは退室しようと(きびす)を返した。

「あれっ?ハザクラ?」

 たった今ハザクラの存在に気づいたジャハルは、ソファに持たれかかっているハザクラに近寄る。

「ちょうど良かった。アルコシア、彼が来週から君の上司になる男だ」

「じょう……ええっ!?」

 会釈をするハザクラに、アルコシアは数歩下がって狼狽(ろうばい)する。

 それもそのはず。目の前に座るハザクラという少年は、どこからどう見ても未成年の虚弱そうな男子だったからだ。覇気のない黒い瞳に、先程から一切変化しない無骨な表情。最低限の筋肉だけがついた細い手足に、引きこもりがちであることが容易にわかる色白の肌と薄い魔力。

 文武両道が最も求められる人道主義自己防衛軍に於いては、まず一般兵から昇進することはあり得ない体格。そんな彼が、最も戦闘能力が求められる軍隊である“ヒダネ”で上司レベルの階級に属している。

「アルコシア、ちょっとこっちへ」

 ジャハルはアルコシアの手を引いて執務室を後にした。


 階段の踊り場まで来たところで、あまりに露骨(ろこつ)な驚き方をしたアルコシアにジャハルは若干(あき)れて腕を組む。

「見た目で判断をするとは、先が思いやられるぞアルコシア。それに、彼は来月にも正式に“ヒダネ”のトップになる人物だ」

「ト、トップ……!?え、てことは実際……この国で6番目に偉い人ですか!?」

「いや、軍隊トップは全員同階級だから2番目だ。まあ……実質No.2も同然ではあるが。少なくとも私よりは上に配置されるだろう」

「な……なんで……No.2はジャハルさんじゃ……!!ていうかヒダネのトップだったらレオさんになるんじゃないんですか!?」

「ああ……そういえばアルコシアは先週まで調査団に派遣されてたんだっけ……」

 ジャハルは眉を八の字に曲げて小さく(うな)る。

「ハザクラは3年前にこの国へやって来た。そして、信じられん話かもしれんが……模擬戦で、ベル様以外全員負けた」

「………………へぁっ!?」

 ()頓狂(とんきょう)な声を上げて震えるアルコシアに、ジャハルは大きく溜息を()いて首を振る。

「わかる。確かに当時は私も信じられなかった。“ヒダネ”の最優秀成績者である期待の新人レオ、“ゴウヨク”のトップで我が国の頭脳でもあるマーチ。他の誰も私含め、多対一でも戦闘で彼には敵わなかった」

「え……え……ば、バケモンじゃあないですか……!!」

「君の上司だぞ……バケモノとか言うんじゃない」

「で、でもそんな奴フツー入国させます!?絶対グリディアン神殿か笑顔による文明保安教会のスパイでしょう!!」

「いや……確かに普通はそう考える。でもな…………」

 ジャハルは渋い顔で再び唸り声を挟む。

「ハザクラを連れて来たのはベル様なんだ」

 再びアルコシアが機能を停止した。

「いや、言いたいことはわかる。そして近いうちにもっと受け入れ(がた)い発表がある。気の毒だが、全て受け入れて欲しい」

「え……これより受け入れ難いものがあるんですか……」

「ああ……恐らく国民全員の説得に大分時間がかかるだろうが……避けては通れないことだ」


 執務室の中は、ベルとハザクラが紙を(めく)る音だけが響き、(かす)かに外で行われている戦闘訓練の掛け声が聞こえている。

「……ハザクラ。これはどう言うことだ?」

 ハザクラに渡された書類を捲りながら、ベルは(いぶか)しげにハザクラを睨む。しかしハザクラは何も答えず、無愛想な目でチラリとベルの方を少しだけ見ただけで、すぐに目線を手元に移してしまった。

「世界ギルドの制圧なんて現実的じゃあない。あそこにはイチルギという我々使奴(シド)の中でも指折りの実力者がいる。それこそ100年前の世界情勢で彼女たちに敵う者など1人も――――」

「できる」

 ベルの話を(さえぎ)ってハザクラがボソっと(つぶや)いた。

「……馬鹿を言え。確かにお前の異能は強力だが、彼女の前ではすぐに見破られて――――」

「可能だ」

 再びベルの言葉を遮るハザクラ。納得がいかず不満そうにするベルに目すらも合わせず、胸元のペンダントを見つめながら言葉を続ける。

「寧ろ……イチルギがここへ来る、この時を待ち望んでいた。(ようや)く俺の大願が成就する」

「イチルギがここへ来る?何故?彼女にはここへ来る理由などないはずだ」

「いや、来る。俺がそう仕向けた」

「仕向けた?」

「俺が“ヒダネ”の総指揮官に仮推薦(すいせん)された時に言った言葉を覚えているか」

「ああ、“生き延びろ。お前らの命は使い捨てではない”だったか」

「あれが外の世界へのメッセージだ。イチルギはあれに釣られて、今まさにここへ向かっている(はず)だ」

「そんな馬鹿な……と言いたいところだが、先日イチルギが総帥(そうすい)を退陣したとの報告があった。確かに総帥のままではどこの国へ行くにもアポが必要になるからな。お前がそう言うのであれば、私も従おう」

 ハザクラは(ふところ)にしまった手紙を一枚取り出し、じっと眺める。


 冒頭には、震えた字で「最も勇敢な少年へ」と(つづ)られている。


「見ていてください、フラムさん。必ずアナタが望んだ世にして見せます」

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[一言] なるほどイチルギがいなかったのはそういうことか
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