152話 有効活用
〜診堂クリニック 第三診堂総合病院 遺児安置所 (シスター・ハピネス・ラプーサイド)〜
「これは……!!」
目の前に広がる光景に、シスターは絶句する。大型商業施設の商品棚のように陳列された、夥しい数のガラスケース。そこに収められている痩せこけた幼子。その内の1人と目が合う。希望も、絶望も無い、昆虫や魚と同じ理性を持たない空虚な眼。哺乳類にも及ばぬ無機質な意思。ハピネスが後ろの方で、別のガラスケースの子供に向かって柔かに手を振る。
「遺児安置所、体か心のどっかに異常を持つ子供達の隔離施設だね。“診堂クリニックでは、心身に異常がある人間は腸だけ抜かれて捨てられる”って噂、知らない? ま、知ってても信じてないか」
シスターは何も言わずにガラスケースを見つめ、唇を固く結ぶ。そこへ、前方を歩いていた老婆が苛立った声で呼びかける。
「なぁにをボサっとしてんだい!! ちんたら歩いてんじゃないよ!!」
シスター、ハピネス、ラプーの3人は、老婆に従いガラスケースの間を進んでいく。
シスター達がここへ来ることになったのは、留置所でのとある出来事が原因だった。最初に取り調べに呼ばれたナハル。続いてハピネスが呼ばれて、数分もしないうちにシスターとラプーが呼び出された。しかし、連れてこられた先は取調室ではなく輸送車の荷台だった。ハピネスが自白したのだ。「羊煙村で村人を殺したのは私とシスターとラプーの3人である」と。この自白によって3人の扱いは容疑者から犯罪者へと変わり、取り調べどころか裁判すら行うこともなく刑務所に送られることとなった。
だがその道中、車内でハピネスが暴れ出した。
「刑務所になんて入りたくない!! 弁護士を呼べ!!」
まるで支離滅裂な倒錯に、同乗していた警備員がハピネスを拘束した。しかし、ハピネスは手足をばたつかせて抵抗し、続けてこう叫んだ。
「ここから出られるなら“どんなことだってやる“!!」
その言葉を聞いた途端、警備員達は暴れるハピネスから離れ、運転手は大きく進路を変更した。そうして到着したのが”第三診堂総合病院“。そこで待っていた老婆”ニクジマ・トギ“が、ハピネス達に向けてこう提案した。
「チャンスをくれてやる。本当に”何でもする“んだったら、アンタらの“無実を買ってやる”よ」
そうして連れてこられたのがここ。遺児安置所であった。
暫く歩き続けると、部屋の奥に搬入口のようなシャッターが見えてきた。シャッターの横にはパイプ椅子に太々しく腰掛けた金髪の女性が一名、気怠そうに携帯ゲーム機で遊んでいる。彼女はこちらの存在に気が付くと、ゲーム機に視線を戻して面倒臭そうに立ち上がった。
「ニクジマ先生こんちゃっすぅ。今セーブするんでちょっと待ってくださいねぇ」
「仕事中にゲームはお止めよ。こっちは高い金払ってんだよ?」
「無理っすねぇ。別によくないっすかぁ? ちゃんと警備してるしぃ。鬼暇なんだしぃ」
金髪の女性はゲーム機を腰のポーチに突っ込み、シスター達に向かって軽く会釈をする。
「どうもぉ。自分、“キャンディボックス”所属の“レシャロワーク”って言いますぅ。好きなゲームはケモ牧2。趣味はヨーグルト作り」
レシャロワークと名乗った金髪の女性は、シャッター傍の端末を操作してパスワードを打ち込む。
「えーとぉ、入室はニクジマ先生とぉ、自分とぉ、そこの3人でいいっすかぁ?」
「見りゃ分かるだろ、それぐらい」
「わかんないっすねぇ」
甲高い金属音と共にシャッターが開き、さらに内側の両開きの扉がスライドして開く。中は広めのエレベーターになっていたようで、正面の壁一面が鏡張りになっている。
「ゲームする暇あるんなら油ぐらい差しな。この音聞いて何も思わないのかい?」
「思わないっすねぇ。自分で差したらいいじゃないっすかぁ」
「チッ。煩い子だね」
「ニクジマ先生も大概っすよぉ。いやマジで」
先行してニクジマとレシャロワークがエレベーターの中に入る。すると、シスターが思い詰めたような顔で声を上げた。
「すっ、すみません……!! 行くのは2人だけでも良いでしょうか……!!」
渋い顔をするニクジマに背を向けて、シスターはラプーに顔を寄せて両肩を掴み、酷くつらそうに呟く。
「ごめんなさいラプーさん………………ここで待っていていただけますか? もしも身に危険が及んだら、私達のことは置いて逃げて下さい」
「んあ」
いつもと変わらぬラプーの真顔。シスターは罪悪感を堪えつつ力一杯ラプーを抱き締める。そして、意を決して立ち上がりニクジマの方へと向き直る。待たされていたニクジマが顔に力を込め、ただでさえ皺だらけの顔に溝を増やす。
「……言っとくけど、逃げようとした瞬間強制収容だからね」
「因みに自分が鬼チェイスるんで、生死は保証できませぇん」
「ここで待ってるのは構わないが、変な気は起こさない事だ」
「ああ、あとガキンチョらにも触らないで下さいねぇ。この部屋セキュリティ鬼なんで、部外者が何かしたら警備員が鬼来ますよぉ」
シスターはエレベーターに乗り込む直前、名残惜しそうに後ろを振り返る。大量のガラスケース。その中で微動だにしない子供達。通路の真ん中で直立不動のラプー。シスターはラプーをここに置いていくことに胸が痛んで、これ以上視界に入れたくないが為に形だけのお辞儀をした。エレベーターの扉が閉まり、緩やかに上昇が始まる。体が下に引っ張られる感覚は、子供達が自分に助けを求めて縋り付いているのではないかと思えた。
〜診堂クリニック 第三診堂総合病院 カジノバー“ 兎ノ鹿蝶”〜
扉が開く。暗闇が顔を覗かせた直後、咽せ返るような悪臭が生温い塊となって押し寄せた。
「うっ!! なぁんで掃除してないんだい!! ああもう、酷い臭いだ!!」
「さーせぇん……うっ。自分早退いいっすかぁ?」
「さっさと掃除!!」
「うへぇ……こら鬼ですわぁ……」
レシャロワークが気怠そうに暗闇へと入って行く。そしてぼんやりと灯っている小さな灯りに手を添えると、パチン、と無機質な音と共にシャンデリアの電球に電流が通った。
シックな黒い内装。散りばめられたガラス細工のような紫。金。赤。滴を抱えた蜘蛛の巣のように繊細で美しいシャンデリア。厳かながらも淫靡で煌びやかな、性と博打を主題としたバー。しかし、その豪華な部屋の中には悍ましい量の羽虫が暴風雨のように飛び交い、絨毯には明らかに模様ではないであろう真っ黒なシミが出来上がっている。そして、そのシミの中央。バカラテーブルに突っ伏す1人の女。
解剖医でさえ吐き気を催すような光景に怯むことなく、シスターは慌てて女に駆け寄る。しかし、起こそうと伸ばした手を直前で止めた。女の髪の隙間から、夥しい数の白い粒が蠢いているのが見える。
「はいはいはいはい。バッチぃんで触んないで下さいねぇ」
レシャロワークがシスターを押し除けて女の服の襟を掴む。そして引き摺るように剥ぐと、服の中から黒く変色した土のような何かと、大量の蛆虫と蝿が崩れるように落ちていった。服の中は伽藍堂で、女に見えていたものは最初から死体とすら呼べぬ塵の塊だった。レシャロワークが浄化魔法を発動すると、部屋中に漂う虫と臭気が旋風に巻き込まれて渦を描いて集まっていく。壁やテーブルに染み付いていた体液のようなものや錆までもが剥がれて、旋風の中心には塵と虫で作られた黒い球体が浮かび上がった。そして、浄化魔法の解除と共に地面へと落下し、ボーリング玉を落とした時のような鈍い音が響いた。
「はい掃除終わりぃ」
「その塵玉も捨てるんだよ!!」
「えぇダル……」
ニクジマに怒鳴られ、レシャロワークが渋々球体を魔法で凍らせ蹴飛ばす。その球体は銀色の扉にぶつかり勢いを緩める。シスターはその時初めて気がついた。カジノバーには明らかに不釣り合いな、塗装も何もしていないステンレス丸出しの扉が、カジノバーの内装を無理やり突き破ったように嵌め込まれている。レシャロワークがそのステンレスの扉を開いて球体を中に蹴飛ばす時、一瞬だが部屋の中が見えた。そこは、シスターのよく知る設備が整った薄緑の施設、手術室であった。シスターは視線を滑らせ、カジノバーの中を見回す。
バーカウンターの奥、ドリンクディスプレイの棚に並べられているのは、アルコールはアルコールでも消毒液の類。他にも鎮痛剤や鎮静剤の容器も見える。その近くのテーブルには小型のクーラーボックスのようなプラスチック製の物体が幾つも転がっている。
そのまま視線を滑らせて行くと、真後ろにいるニクジマと目があった。その隣にいるハピネスは怯えたフリをして目を泳がせているが、そのあからさまな臆病さが彼女の悪趣味な心の内を雄弁に物語っていた。シスターは酸味に支配された唾を飲み込み、ニクジマに問いかける。
「……私に、何をさせるつもりですか?」
ニクジマは何も言わずにバカラテーブルの方へと歩いて行き、正面の椅子に深々と腰掛けて煙草に火をつける。その煙を肺いっぱいに吸い込んでから、煙と一緒に回答を吐き出す。
「簡単なトランプゲームだよ。それで“賭け”をしてやろう」
「……賭け?」
レシャロワークがバーカウンターの下から小さな箱と機械を取り出す。それをバカラテーブルの上に置くと、淡々と説明を始めた。
「種目名は“ダークネス・ポーカー”でぇす。トランプゲームとかしたことありますぅ? まぁ無くても鬼簡単ルールなんで、すぐ理解出来ますよぉ」
箱から取り出されたトランプが箱型の機械にセットされると、一瞬でシャッフルが行われ再び一つの山札になったトランプが排出される。
「まず、先攻の人が山札の上を一枚取りまぁす。でもって後攻の人も上から一枚取りまぁす。せーので見せまぁす。スペードの4、対、ハートの12。数の大きい後攻の勝ちでぇす。ね? 分かりやすいっしょぉ? じゃあ、もうちょい丁寧に説明しますねぇ」
ダークネス・ポーカー
使用されるのはジョーカー1枚を含めたトランプ1組53枚。カードは数字が大きいほど強く、同じ数字の場合はスートの強さを参照する。また、ジョーカーはどのカードにも勝つ。
まず互いに賭け金をディーラーに提出する。そして先攻後攻を決める。以降、先攻と後攻は一回ゲーム毎に入れ替わる。
先攻が山札の上から一枚引き、手元にキープする。同じように後攻も山札の上からカードを一枚引き、キープする。そして同時にカードを見せ合い、カードの強い方の勝利。
カードを引く時、そのカードの中を見ることも出来る。その数字に不満があった時は、それを公開して追加でカードを引くことが出来る。これは何度でも行えるが、キープするカードは中を見る前にキープ宣言をしなくてはならない。キープ宣言より前に中を見たカードはキープ出来ない。
勝者は提出された賭け金を総取り出来る。また、相手の数字の3倍以上の数字で勝利した場合、総賭け金の倍を相手から追加で徴収することが出来る。
プレイヤーは互いに山札の一番上より下のカードに触れてはいけない。
「とまーこんな感じですねぇ。これまでで何か質問ありますぅ?」
すると、ハピネスが元気よく手を上げた。
「はーい!!」
「はいそこの元気のいいお姉さん。元気がいいうちに元気な質問をどうぞぉ」
「無一文ですっ!!」
「知ってまぁす。犯罪者に金銭の期待なんかしてませぇん」
シスターはルール説明に不信感と不快感を示しながら重ねて尋ねる。
「え? じゃあ“賭け金”ってどうやって支払えば……」
「それがこのゲームのキモさ」
ニクジマが太々しく口を挟む。
「この賭けでは金銭は使わない。使うのは、“臓器”さ」
その言葉に、シスターの思考が凍て付き、直後先程までの光景が走馬灯のように脳内を駆け抜けて行く。クーラーボックス。鎮痛剤や消毒液が並んだボトル棚。隣接している手術室。腐敗しきった死体。そして、遺児安置所――――――――
「臓器って、まさか…………!!!」
「ああそうさ」
顔面蒼白のシスターとは対照的に、ニクジマは依然気怠そうに煙草に口をつける。
「さっきの“アレ”。“アレ”が私の“所持金”だよ」
シスターの帯びていた色が変わる。取り乱した彼は、口にする意味のない当たり前の問いを、愚かにもニクジマに投げかけてしまう。
「所持、金……? あ、貴方は……貴方はっ……!! 一体、子供達をなんだと思って……!!!」
「はっ。これだから外人は嫌いなんだ。普通に考えればわかるだろう」
怒りに震えるシスターに向かって、ニクジマは啓蒙してやると言わんばかりに嘲笑しながら煙を吐く。
「健全な社会の発展に、遺児は要らないだろ?」
シスターの全身の毛穴が隆起し、筋肉の緊張によって毛が持ち上がる。瞳孔が収縮し瞼が震え、馬鹿騒ぎする心臓とは裏腹に呼吸は浅く小さく緩やかになる。
「ここに三人の人間が入社面接に来たとする。五体満足で真面目な奴と、片腕がない奴と、ぱっと見異常はないが会話が成り立たない奴。さあ誰を採用する? 決まってるだろう!」
もうシスターの耳には、ニクジマの声の半分も届いていない。
「私ら人間は、自分らが食う以上に働いて生み出さなきゃいけないんだ! その差が、社会の発展に繋がる! ろくすっぽ働きもせずに飯だけ欲しいだなんて、役立たず以外の何物でもないだろう!?」
詭弁、詭弁だ。反論材料なら幾らでもある。弱者を淘汰した社会の脆弱さや、多様性を受け入れることで発展する分野も多くある。しかし、それをニクジマに説く技術をシスターは持ち合わせていない。
「だがそんな役立たずでも、臓物だけなら役に立つ。そうやって、不要なガキの臓物を、マトモな人間を生かすために使う。合理的で健全だ。あのガキ共もあの世で喜んでるだろうよ。“こんな役立たずでも、社会の役に立てた!”ってねぇ」
シスターは一切反論をしない。これは、持ち合わせている反論材料に不備があるとか、論駁技術に自信がないとか、最早そういったことではない。シスターは心の底から湧き上がってくる幻聴に耳を貸さずにはいられない。
この、人の成りをしただけの悪魔を、生き地獄の渦に引きずり込まないと気が済まない。
シスターはグリディアン神殿に来るまで、グリディアン神殿近辺の渓谷の教会で文字通り修道女をしていた。人に忘れられた教会の廃墟を修繕し、ナハルと共に放浪者や逃亡者を保護して暮らしていた。そんな暮らしをしていくうちに、どこからか噂を聞きつけて何人もの“患者”が教会を訪れた。それは、グリディアン神殿でマトモな医療を受けられない、男性や障害児連れの親子だった。シスターは彼らを受け入れ、精一杯寄り添って過ごした。これが、彼が医者を目指したきっかけの出来事でもある。彼はその時に思い知った。誰かを救いたいと願う気持ちの力強さと、愛情という心の尊さを。
ニクジマの尤もらしいだけの詭弁は、シスターの人生そのものを否定し、シスターの助けてきた人間全員を冒涜した。これは、彼を悪の道に突き落とすには十分な理由であった。
そんなシスターの様子を見て、ハピネスは恐怖の表情を崩さぬよう、心の奥で北叟笑む。彼女の悪趣味な目的は、今まさに達成されようとしていた。
ハピネスがシスターをここへ連れて来た理由。羊煙村でシスターを留置所に誘った理由。それは、シスターにこの地獄を見せつけて悪への殺意を煽ることだった。
ハピネスはここで何が行われていたかを知っていた。ここへ来る方法も、誰が関係しているのかも全て。あとは自分の“先導の審神者”という身分を明かせば、こんなトランプゲームに付き合う必要はなくなる。レシャロワークの所属している“キャンディボックス”という組織は、笑顔の七人衆がひとり“元先導の審神者シュガルバ”が管理していた。つまりハピネスは、レシャロワークの雇い主であり支配者ということになる。そうなればニクジマに現状を打破する術はない。ハピネスは安心してシスターの暴挙を酒瓶片手に観覧出来る。
しかし、ハピネスは後悔することになる。シスターという人間の底を、大きく見誤っていたことに。
「で、どうすんだい。やるのかい。やらないのかい。怖気付いたのなら回れ右して刑務所行きもヨシ。別に止めはしないよ。この賭けは、元より私の“善意”だからねぇ」
したり顔で笑うニクジマ。ハピネスが高らかに正体を明かそうとしたその時、先にシスターが口を開いた。
「やります」
「おっ、ガッツあるじゃないか。流石、村一つ潰しただけある」
ハピネスの脳内を、新鮮な“混乱”という概念が走り回る。「え?」「なんで?」「どうして?」そんな疑問を消化する間もなく、シスターがハピネスに顔を向けた。
「私は挑戦しますけど、ハピネスさん。どうします?」
まるで夕食のメニューでも聞くかのように向けられたシスターの目は、血のように悍ましく鮮やかで、顔の筋肉は一切の感情を表していない。その吸い込まれそうな開ききった瞳孔に睨まれた時、ハピネスは言葉の意味を理解し、同時に戦慄した。
この男は今、自分を恫喝しているのだ――――と。
シスターは知っているだろう。
キャンディボックスが、笑顔による文明保安教会の支配下にあることを。
自分がシスターをここへ誘った理由を。
ニクジマを殺す方法など幾らでもあることを。
しかし、彼は“足りない”と言っているのだ。お前如きが考えた絶望など生温いと。そして、それ以上の絶望をニクジマに与える為に、この地獄に付き合えと。そう言っているのだ。
ハピネスにこれを断ることは出来ない。だが、その理由はシスターに脅されたからでも、ナハルの報復を恐れたわけでもない。
「参ったな……これは」
この男の考え得る“最高の絶望”を見ずにはいられない、という好奇心。興味。興奮。故に、ハピネスは首を縦に振らざるを得ない。
「分かった。私も参加しよう」
そう返事をしてから、ハピネスは自分の指先が震えていることに気が付いた。それがは果たして恐怖によるものなのか、武者震いによるものなのか、判断することは出来なかった。どちらにせよ、今更後悔したところでどうすることもできない。自分の命は、苦しみは、臓器は。元善人が放つ凶弾として無機質に消費される他ないのだから。
「じゃあ始めようか。臓器ギャンブル、“ダークネス・ポーカー”」




