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盗賊は上司をノックアウトォォォォ

 「フッ」

大柄な少しおデブなイケメンおっさん愛神ラブ

服装はギリシャ神話のゼウス風

フランを投げ謎地面に叩きつけ

少しジャンプ後

「スタンプ」

着地と同時にズドンと大きな音と謎煙が上がる・・・

「ウオォォォォ」

フランはスキルと受け流しによりスタンプに耐え

ラブの足を掴みぶん回し後放り投げる

ヒュンといい音立て弾丸の様に飛ぶラブ

「スタンプ」

の言葉と共にフランが現れ急所目掛け着地

「ああ♪」

上げてはイケナイ何かを上げるラブ

フランは着地と同時に再び消える

「ふふふふ」

「好い実にイイゾ♪フラン!!」

立ち上がりラブは美しき金の髪を乱し笑い伝える

「此方こそ」

姿は消したままフランは伝える

「ああ」

「すまん!!」

両手を合わせラブは謝る

「分ってます」

「ただ貴方の教えが無ければ」

「ノエルに好いて貰えなかった」

フランの発言をラブは

「其処迄・・・・」

「お前はノエルが魔王に狙わている理由を」

右手で制止の合図をしラブは無表情に抑揚なく尋ねる

「・・・・・・・・」

此処は愛神の間

二人の仲睦まじい情事を見た



 ラブはある事の為フラン一人を此処に呼んだ

「ノエルの前世絡みと聞きました」

フランは消えたまま答える

「そう彼女は既に別人だ」

「分かってはいた」

「だが魔王と協力関係を築く為」

「異世界から愛する者を追い駆け現れあの無秩序な国々を纏めた」

「力ある魔王を名乗る男なら世界を救えると思い」

「我らいや俺と協力者達は魔王に言われるまま」

「生まれ変わったノエルを魔王に贈ろうとした」

ラブは無表情にフランに伝える

「何故俺に」

フランは聞く

「恥を忍んで頼むフラン」

「力を貸してくれ」

ラブは俯き伝える

フランは笑う

「くははははは」

「我がフラン!喜んで力をお貸ししましょう」

「ノエルもきっと同じ答え」

「今魔王軍はグランダグネは」

「悪に良いように食われている」

「魔王は善故操られ正しき者は云われなき罪で断罪される世」

フランは芝居がかった口調で喋り

ラブは急に顔を上げ虚空を睨み

「そこかぁぁぁ」

叫び飛び蹴りを仕掛け

「あまいあまぁぁぁぁい」

瞬時にフランは現れ平手で下から腹に突きを入れる

深々と突き刺さる感触にラブはひまぁ~と笑い

「ふはははは」

「引っかかたな」

「我が体柔軟な肉の塊」

ラブは笑い勝ち誇り

「捕まれば其のまま潰すも砕くもですか?」

「そう・・・・アレ?」

フランはラブに耳元で甘く囁くように伝え

ラブは冷や汗たらりと垂らす瞬間

ズゴォォォォォンと爆音共にラブにフランの回転蹴りが決まる

「つまらぬものを」

フランは決めポーズをとり

「なんだとぉぉぉぉ」

吹き飛びながらラブはガックシ・・・・



 「ふふふふふ」

「俺は・・・俺は・・・」

ラブはいじけて膝を抱え呟く

「めんどくさい」

フランの言葉に

「ああ突き刺さる・・・・」

「・・・・・フランの愛が♪」

ラブは喜び神妙に喋り出す

「さて来て貰ったのは謝罪と」

其の言葉にフランは

「ラブ様の誠意の籠った」

「素晴らしい謝罪受け取りました」

「なるほど」

「俺のラブは力なき者達を救う事と勘違いしていたと」

神妙な顔つきで頷き喋る

「所帯持ちたいとは気が付かなくて」

「いえお気になさらず」

「ただ疑問が」

ラブの謝罪などもうどうでも良いフランは疑問を口に

「何だ?」

「最強恋愛精鋭隊は。俺をどう分析したかと」

ラブは聞き考え口を開く

「ニヒルでクールでカッコイイ」

「きっと常に人を思いやり世の為生きるヒーローと」

「分析していたな」

フランは聞き明るく喋り

「俺モテキャラみたいですねw」

「ああモテテタナ」

ラブは言いながら素早く右ストレートを放つ

受け流しつつフランはボディーに重い一撃をお見舞い

「おま・・・平然と・・・」

ラブは茫然とヨロヨロと後退しつつ呟く

「鍛えられましたから」

フランはにこやかに微笑む

ラブはノックアウトされ・・・・・・

お読み頂き有難う御座います。

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