盗賊は妻と共に悪を倒す
グッドキャャスル王の執務室にて
「陛下城内に総合教会の設置の許可を」
シルトは椅子に座るミリナに詰め寄る
「陛下いけませんぞ」
グッドキャャスルの宰相ヤラレが止める
「陛下しかし今回運よく素早く駆け付けられましたが」
「次もこう運よくとは次は全滅も」
シルトはミリナに脅しをかける
「・・・・・・・・」
「ヤラレ此処は設置だ」
「良いな此れは命令だ」
「それと素早い救出痛み入る」
「行った者達に礼を述べたいのだが」
ミリナは命じシルトに向き直り真摯にお礼を述べる
「申し訳ありません陛下」
「彼らは極力隠しておきたく」
シルトはミリナに謝る
実際にはフランがメンドイからである
そう雑事がメンドイので王止めるシルトを巻き込んだのだ
シルトとフランの出会いはシルトの監禁先で
シルトは父の死兄達の豹変等で狂い監禁先から逃げ
とある道で憂さ晴らしに強そうな者を襲っては金品を奪略するを繰り返していた
依頼受けたフランと戦い負け
シルトは新たな兄と慕い
フランは師の真似事を前から知的好奇心からしたく
シルトを喜んで受け入れた
そして殺しかける程の修行をした
でもシルトの思いは揺るがず
しかし訣別の時が来る
理由はフランが飽き
シルトはついていける程の強さを身に着けられなかった
フランは自分が神の信者であることを極力教えなく
なのでシルトはフランが神の信者とは知らなかった巻き込まれるまでは
「そうなのですか」
「ならしかたありませんね」
「シルト殿お下がりください」
「では陛下これにて」
礼をしシルトは兵が明けたドアをくぐり歩き去る
シルトは次の一手を考える
町は聖女の奉仕により陥落し
城内も総合教会設置で直ぐに陥落だろうと
秩序ある世界はどんなに頑張ったところでストレスがたまる
なので癒しの力を持つ聖女達の良いかもが沢山であり
「サトウ此れで良いのか?」
日本酒をシルトは城内の日当たりの良い場所で手渡す
「いやはや本当に手に入れて下さるとは」
バーコード頭が日差しで輝く職業は虫使い
服装は普通の町人茶髪青い瞳のオッサンは喜び手に取る
「本当に此れからも頑張らせて頂きます」
「シルト卿」
「そんな身分じゃないよサトウさん」
「何時か呼ばれるようになりますよ」
「あとさんいりませんからシルト卿」
「んじゃそっちも卿止めてサトウさん」
「おやおや」
驚き顔のサトウ
「あと飲ませて少しで良いからソレ」
シルト日本酒を指さし伝える
「ええ一緒に飲みましょう」
「いやぁー良い飲み仲間が出来てワシは」
「ほんとほんと」
「じゃあ夜に誰の部屋で」
サトウは尋ねる
「コイツの部屋で良いと思う」
ベルは親指でシルトを指さす
「いいかサトウ」
シルトは尋ねる
「ヨイデスゾー」
サトウ喜んでお返事
「・・・ツッコンデヨ」
ベルは片言で言い
「イツノマニベルイタンダ」
シルトも片言で平坦に驚くふり
「マッタクキガツキマセンデシタナ」
サトウもあわせる
「此れで良いかベル」
シルトは尋ね
「酒のお供に良いのあるんですよ」
サトウは夜の事を
「ううう今日は飲むわよ」
ベルは叫ぶ
「おいおい」
シルトは突っ込み
「ありがとねシルト」
ベルは破顔しシルトに振りむき微笑み
「流石善き上司殿」
サトウは太鼓を叩く
「はいはい俺のおごりな」
「ただおぼえておよー」
シルトは諦めて受け入れ負けゼリフを吐く
「覚えておくわよねーサトウ」
「そうですぞベル殿」
ベルトサトウは息をあわせて
「働きで返すわよー」
「働きで返させてイタダキマスゾー」
「期待させて貰うよサトウ」
シルトはうんうんと頷きながら喋り
「ベル何時から俺の部下になった」
ビシィと指をさし伝える
「え!ちょい前知らないのシルト」
「その方が良さげだし」
ベルは驚き
「マジカ!」
シルトも驚く
「いやぁー本当に良い職場ですなー♪」
サトウは笑う・・・・・
フランとノエルは盗賊退治中・・・・・
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