盗賊は愛妻と共に
フリーデン王国はフリーデン領になり
地下もトラブルなく終わり
運営権もスムーズに引き継がれ早数日
シルトはフランとノエルと共に旅立つ後執事服の可愛い美女
彼シルトは生まれながらのチート能力者であり
粗野で乱暴者だが年の離れていた兄達を親の様に慕い
そんな弟を兄達も愛し兄弟仲は悪くは無かった
先の王である父の死いや遺言が兄達を狂わせた
遺言の内容は王と成った者が
宰相の孫娘マリー・ゴールナイと結婚である
兄二人は協力しシルトを排斥し監禁
マリーは逃げられないよう監禁
シルトは監禁先である人物と出会い
死ぬ目にあわされ少し大人しくなる
兄達とマリーは死亡する
シルトは15で王と成り
宰相は孫娘の死から逃げる為政務に励みシルトを支えた
民は若き王に協力を惜しまなかった
シルトは皆に感謝しつつ政務に励む
瞬く間に時は過ぎ
シルト17の時である
神々がいや恐神と正義神が不法に軍を配備
此れに怒りシルトはグランダグネと共闘で追い出そうと画策
宰相を特使に任命し送り出す
次の年の事である
魔王は神々に下れと命令
シルトは当然拒否
しかし事実上神々に占拠されることになる
更に二年の時が立ち
シルトは民への感謝でなんとか政務を続けていた
現状を変えられない辛い日常に身も心もむしばまれつつ
その年念願のグランダグネから協力要請の報がシルトに届く
内容は全ての治安維持活動をシャインミナに委託せよと当然シルトは拒否
その年から狂い始めた
兵から行方不明者が先ず
次いで多数モンスター被害が頻発
シルトは致し方なくシャインミナに頭を垂れる
シャインミナは良く働いてくれた
シルトは神々を見直し
国内を調べ始める狂った元凶を知る為に
何年も調べ宰相が怪しいとなり
芋ずる式に状況が明らかに
詰まりグランダグネの狙いは
フリーデン王国をシャインミナに実効支配させ
上手くいってない様に見せかけ信頼を落とし
その上でグランダグネ良いですよと
多くの国に人に喧伝此れが目的と判断
シャインミナにシルトが知らせなかったのは
グランダグネを利用できると思った浅はかな己と
シャインミナを今だ信用出来ない己
シルトは自分を肯定できずにただ静かに目を閉じ考えるのを止めた
ハイアンデットの件があり流石にシルトの目が覚めた
シルトはそして旅立つことにした
フリーデン領誰も惜しんでくれず喜んで出してくれた・・・・
フランとノエルは旅行気分である・・・・・
「ノエル♪」
「フラン♪」
二人は微笑ましくも・・・・
「ウラヤマな」
シルトは黒い忍び装束
「本気でしたらコロシマスよ」
フロウと共に以下略の転生体名をベル
長い白髪を後ろで纏め美しき金目を持つ
可愛い美女執事である
「はははは殺せるものなら」
シルトは気で強化した障壁纏わせ
「くす♪気の好い素晴らしい若者♪」
ベルは気で肉体強化し二人はギギギと組みあう
「くくくアンタもドギツイ良い気だぜ!!」
シルトとベルは嗤いあい
「先行ってますよ」
ノエルの声に
「ご主人様待って下さい」
スルット抜けてベルはノエルとフランの元へ
「くくくやしくないからなぁぁぁ」
シルトは全く相手にされてないとわかり悔しくて叫ぶ
頑張れシルト大分予定が狂ったけど忍者になっちゃたけど・・・・
お読み頂き有難う御座います。




