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盗賊は愛妻を支えまくる


 「ノエル」

「何フラン」

「余ってる。エニグマ有る」

ノエルは今だ上空にて迎撃の構え

第一陣を迎え撃ち来るか来ないか分からぬ第二陣を待つ

「どれだけ欲しいの?」


 ノエルはサーチをしつつ喋る

フランの支えのお陰で消耗は少ない

此れなら夜明けまででも行けそうと思っていると

「10かな」

フランから返答が

「大丈夫有るよ」

返答しつつストレージから出現させる

「うん有難うノエル」

フランは礼を述べ

「エニグマ!状況解析!楽々運用開始!!」

フランの意味不明行動に?なノエル

「ノエル大分楽になった?」

フランの言葉に

「うん♪凄く♪」

私のサーチいらないなと

凄く楽にと

シャインミナの仲間達が続々と

チラホラV装備している者もいるなと

劣るS装備はかなり来ているなと

第二陣を軽々殲滅撃破できたと・・・・・



 「何だ何故だ話と違う」

呻くハイデビルオーガの男

三本の角を持ち

ゴツイ大きな体格と豪華な鎧を身に纏い手には大きい槍を手に


 洞窟から出ると直ぐに奇襲を受けた

ハイアンデットが何体も破壊されたが別にいい

問題は主力が来ていない事だ

そう思う理由は通信が出来ない事

「俺は逃げるぞ」

「待て」

連れてきたデビルの一人が逃げる

此れで何人目だ

「ヒャハハハハ♪」

「そうか俺も切り捨て組か」

そして俺は気が触れた俺は好い匂いのメスに向かい跳ぶ


 「早いけど」

大きな銀色鎧を着た巨漢の魔物が降って来た

不可思議な黒のバトルスーツとメタリック装備着用のリタは

火球を放ちつつ避ける

「ヒハハハホント美味しそうな」

巨体の魔物は喋る旅口からよだれを垂らす

火球は魔物障壁の前に消え去る



 「リタ逃げろ」

アルムの声

「ひひひ逃げないよな」

「仲間思いの好い匂いのメス」

巨体の魔物は笑う

リタが逃げれば仲間を殺すとその目伝えている


 リタは腰にある光る剣の柄を左右一振りそれぞれに持ち構える


 構えた瞬間シュンと音を立て光りが刀身になり


 巨体の魔物がゴゥと轟音立てる槍の一撃を片手で放つ


 其れをリタは一振りの右手で持つ剣で受け止める

「はぁ夢か?」

巨体の魔物は余りの出来事に目を丸くし脱力


 リタは其のすきを見逃さず

左手に持つ剣に大量のエナジーを回し槍を持つ腕をを切り落とす

「はぁ」

巨体の魔物は己の腕切り裂かれ落ちるのを茫然と見ながら


 リタは刀身を消し柄をくっつける

くっついた柄は伸び1メートル程度の黒い棒に


 リタは棒の先端を巨体の魔物の胴に押し付け

「此れで」

キィンと甲高い音を立て強力な光を放つ

巨体の魔物は胴に大穴空けられズタズタの切り裂かれ死んだ



 リタは愚かにも全力で放った

代償はアルムの数本のクナイで済んだが


 「リタ大丈夫か?」

リタはくたくたで動けない返事すら出来ない有様

「ダメそうだな」

「どうするか」

悩むアルム攻撃可能範囲のハイアンデットは倒した

皆で次に移りたいがリタをおいていく訳にもいかない



 「アルムそして皆の衆中々の活躍お疲れ」

アルムが難儀していると

リタとは違う不可思議装備のフロウが現れる

「フロウ」

「リタに此れを飲ませろ」

投げられた物は不可思議な液体

容器は無いように見えるが零れず液体が掴める

良く調べれば透明な袋に入っているようだ

「どう飲ませる」

アルムはフラン見尋ねる

「はぁ?!口元に近づけろ」

リタの口元に近づけると中身が減り

リタを見ればゴクゴクと音が

リタは凄まじい勢いで飲み干し

「ご迷惑おかけしました」

言いシュンとするリタ

「アルムお前いじめ過ぎは良くないぞ」

フロウがアルムを見つめて呆れ気味に伝える

「甘えさせ過ぎもな」

アルムは頭部を掻きながら伝える

「くくく確かにお前」

「其の調子だと。神々側の通信網上手く理解出来てないな」

「そんな状態のアルムを戦場に出すとは」

「神々もアルムには甘い様だな」

フロウは笑いながら言う

「ああ何か妙に親切且つスゴイの与えられて・・・・」

アルムは困った調子で言い

「ええと良い事ですよね」

リタはそんなアルムに戸惑う

「リタよアルムが与えられて其れで良しとすると思うか」

「復讐の刃のなんのとほざくが」

「魔王などより遥か上ゆくお人好し」

「其れがホープだ!!」

フロウは微笑みながら言う

「だから其の名で呼ぶなと言っているフロウ」

アルムはブーたれ

「確かに」

リタは微笑む

「アルムに怒られた所で俺は次に向かう」

「リタ悪いがアルム支えてくれ」

フロウはリタを見つめ伝える

「おいおいリタを余り甘やかすなよ」

アルムの発言に

「なら精進せよ」

「お前の性格そして星の巡り生きている限り変わらん」

フロウの言葉に

「分かった」

「最近良く理解出来た」

「俺は俺らしく生きるし精進を続ける」

「フロウどうだこの答えは」

アルムの言葉に

「中々の答え」

「精進せよアルム」

言いながらフロウは走り出す

「またな」

アルムはフロウの背に声をかける

フロウは背を向けたまま右手を振り姿消す・・・・



 ノエルは幸せ何故ならフランに甘やかされて・・・

この上無く至福である・・・・


 「フラン♪」

「何ノエル♪」

二人は微笑み合い星は優しく輝き・・・・・・


お読み頂き有難う御座います。

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