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盗賊は妻と一緒に了承

「ノエルV装備で上空待機。了承しました」

「俺も一緒でいいですか?」

マルスの指示にノエルは了承し

フランは尋ねる

「お願いします。ノエルの補佐宜しくお願いします」

「フラン了承しました」

マルスはフランの問いに素早く答える

何時も道理の柔和な笑顔

そして其の瞳はただ冷徹に冷酷にフリーデン王国に住まう者の取捨選択を図る



 「ええいだからもうフリーデン王国は終いにする」

叫ぶ男は20にまだなっていないがこの国では成人しており

外見は黒の髪黒目短髪屈強な身体の目つき悪し偉丈夫

上に二人兄が居たが潰し合い国を若くして継いだ男


 「しかし・・・」

「お前アンデットに成りたいのか?」

派手な装飾の初老の男は皆を代表し口を開こうとしたが

黒い服を着て玉座の前で仁王立ちする

国王シルト・フリーデンの発する怒気に触れ押し黙る

「もはや此処迄<グランダグネ>と交渉出来ると思ったのが間違い!」

「従えぬとあれば!やむ無し」

シルトは指を鳴らす



 玉座の間には貴族、高官、諸々の国の重要人物が集められるだけ集めた

シルトの合図と共に兵が音立て走り現れ

手にした武器を突きつける

「陛下ぁぁぁぁ」

ある貴族は素早く頭床にこすりつけ

「すみません」

ある役人も同様に

「命ばかりはぁぁあぁ」

大体皆同じように頭を垂れる

理由は簡単皆居心地の良い状態で堕落し続けてきたから

「孫が死にたくないぃぃぃ」

初老の男は泣き喚き国王に這いよる

「皆今まで良く仕えてくれた」

「神々との交渉は任せてくれ」

「何悪いようにはせぬ」

シルトは出来るだけ優しく伝える

此処に居る殆どは大切な大切な家族傷つけたくは無い

しかしシルトは直後豹変し


 初老の男を踏みつぶし破壊

其れを見た兵の何人かは幾人かを破壊する

「皆見ろ」

シルトは破壊し持ち上げる

其の姿はどう見ても人形

「違う。宰相殿では無い」

恐慌し混乱する者

「陛下御説明をお願いします」

聞く者等様々だが

「静まれ!!!」

シルトは怒気を込めた一喝で黙らせ

「皆信じてくれ此れが最善」

「説明の時間すら我らには残されて無い」

「王国は終われど皆幸せになれる」

シルトは真摯に皆に語る

玉座に集まる皆は逆らえる者など無く

其の後すぐにフリーデン王国は神々に人事権を委ねる


 「リタ君は此処に居るべきではない」

アルムはリタに伝える

命令は変更され今事態は最悪を迎えていた知らされ

愛神の信者となった魔物一同は立ち向かう事を選んだ

「なら何処に神の間に居ても教会が破壊されてしまえば終わりですよ」

聖女のカッコのリタはアルムに伝える

「此の国が神々に人事権譲渡しない限り」

「逃げられないか」

アルムは黒鉄鎧姿でリタを見つめ呟く

撤退はキャンセルされた。

気付いた時には<シャインミナ>には其の余裕さえ無かったのだ

「私はまだ諦めていません」

「そうだな諦めるには早い」



 空は曇天に覆われ直ぐにでも降り注ぐだろう

ハイアンデットが人形が其れを指揮する者が・・・・・



 此の日空は逢魔時に不思議な光に満たされ

後に魔王軍終了決定日と云われた日となる







お読み頂き有難う御座います。

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