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盗賊は愛妻と会話に花を咲かせる

近くの総合教会から木造造りの癒し不思議空間に移動

「お待ちしていました」

美しい女性の声が響く

青い髪をショートにし

青い瞳美少女が青い煌びやかなバトルドレスを身に着け柔和に笑っている


 活発で人当たりの良さそうな美少女

彼女こそ神々の過激派を取りまとめるリーダー

 

 軍神マルスその人である・・・・



 「皆様おくつろぎを」

マルスの言葉に

「マルス様。外に出ても宜しいですか?」

ノエルは尋ねマルスは頷き微笑み

「どうぞ」

「有難う御座います。フラン一緒に♪」

「行こうノエル♪」

許可得られたノエルはフランを伴い

見事なお庭に二人で微笑み移動


 「ラブも如何ですか?」

マルスは微笑を浮かべラブに優しく語り掛ける

ただ其の瞳は冷たい

「いや俺は付き添いで来たし」

「あ!あっちの二人は何と無く連れてきた」

「フロウお前さん一人で大丈夫か?」

ラブは気にせずのんびりとフロウに問いかける

「勿論大丈夫だ!ラブお前も忙しい身のはず」

「時間を有効に使え」

プリティ形態のフロウは浮かびながら自信満面に答える

「応!有難い!」

「んじゃんじゃご両人ごゆっくり♪」

ラブは含み笑いと共に陽気に喋り

シュンと音を立てて消える



 フロウはラブの消える前の言葉に行動に引っかかりを覚えるもきにせず

「俺の名は・・・・」

「お待ちください」

フロウの自己紹介をマルスは慌てて止める

「ご無礼をご容赦の程」

「私の名前はマルス」

「不肖の身で軍神の名を拝借しております」

「フロウ様大きく成れるとのお話が・・・」

「そのですね。宜しければそちらでお願い出来ますか?」

其のまま捲し立てる

其の貌には眼差しには尊敬と崇拝がうかがえ

頬は赤く染まり余りにも美しくも可憐な崇拝者に

「自己紹介感謝致そう」

途惑うも瞬時に青年形態に移行しマルスと必要な間を空け名乗りを始める


 

 フロウは恭しく礼をしつつも其の身には覇気を溢れさせる

「俺の名はフロウ・デス・プリティドール」

「特にやる事が無い」

「ただこの世を楽しむ只人」

話しながらスタスタと覇気を溢れさせながら

多くの者を虜にした凶悪で引き込む微笑を浮かべ

マルスの顎に手をあて

「用事はなんだ」

マルスの目をまっくぐ見つめ問う

「はい。お聞きしたいことが」

うっとりと夢見心地にマルスは慌てて話す

「何なりと軍神マルス」

伝え手を放し後ろに下がり恭しく優雅に礼をするフロウ

「はい。有難う御座います」

あう・・失敗したと・・・

もう少しゆっくりお伝えすればと後悔しつつマルスは喋る



 「フラン♪」

「ノエル♪」

見事なお庭で二人は笑いあい名を呼び合い

綺麗なお花と麗らかな陽気の中会話に花を咲かせ

 

 「フロウ様」

「何だマルス」

屋内でも名を呼び合い二人微笑みあい談笑する



 

 

お読み頂き有難う御座います。

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