盗賊も人も信者も神も大忙し
「リタを宜しくお願いします」
黒鉄の兜付き鎧と黒い片刃剣そしてクナイを身に着けた男
アムルはリタを見つめたままラブとフィアに伝える
「分った」
ラブは頷き
「どうしても行くんだな」
アルムはラブに顔を向け頷き
「人手が必要だろ師よ」
ラブは頷き伝える
「教会に聖女が居る一緒に行動してくれ」
アルムはフッと消え戦場へと向かう
そこそこの規模の町の外れで
「座長今まで有難うございました」
美しい女性は外套を身に纏い挨拶する
「どうしても行くのかい」
「はい」
座長と呼ばれた男は惜しいと願い込めて聞くが
女性はきっぱりと伝え歩き去る
音を立て大型魔法バイクは止まるそして
「お嬢さん」
黒い帽子に目の所には黒い目出しマスクのダンディな男が
美しい外套を身に着けた女性に声をかける
「義賊乗せて」
「風情が無いぜクノイチ」
義賊と呼ばれた男はやれやれと頭を振る
「馬じゃない時点で台無しよ義賊」
「そりゃそうだ」
クノイチと呼ばれた女性の言葉に義賊は笑い同意する
女性は後ろに乗り男に強く抱き付き男に伝える
「やっぱり我らの師はこうじゃないとね」
「バカやって怒られてるくらいが丁度いい」
男は女は師は世界がどうの叫ぶより
「「ラブイズパワーパワーイズラブ」」
と叫んでいる方が良いと思いながら戦場に向かう
フランも空を飛び向かう・・・・・・・
お読み頂き有難う御座います。




