夏の日(200文字小説)
「それじゃあ、少し休憩ね」
「はーい!」
部長の言葉に楽器を置いて部室を出る。
日差しを手で遮りながら廊下を歩いていると見慣れた人物を発見。
手に持っているアイスに惹かれて後ろから近付き……。
「一口ちょーだい」
「……嫌」
露骨に嫌な顔をされてある選択肢が頭に浮かんだ。
「じゃあこっち貰う」
いきなり彼の唇を塞いだ。
――仄かに漂うバニラの香り。
「ご馳走様」
――唖然として声も出ない彼を見ながら、ほくそ笑む私だった。
「それじゃあ、少し休憩ね」
「はーい!」
部長の言葉に楽器を置いて部室を出る。
日差しを手で遮りながら廊下を歩いていると見慣れた人物を発見。
手に持っているアイスに惹かれて後ろから近付き……。
「一口ちょーだい」
「……嫌」
露骨に嫌な顔をされてある選択肢が頭に浮かんだ。
「じゃあこっち貰う」
いきなり彼の唇を塞いだ。
――仄かに漂うバニラの香り。
「ご馳走様」
――唖然として声も出ない彼を見ながら、ほくそ笑む私だった。
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