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魔物
ガタガタガタッ!
地震があった。ここ最近かなり地震が発生しており、ミランダが調査を行っていた。
だが、原因はいまだわかっていなかった。
「ミランダさん大変です。空に亀裂が入ってます‼︎まさかと思いますが魔物の大進行が始まっているじゃあないですか?」
「ああ、あの亀裂は間違いなく魔物が人間界に進行してくる時の狭間だなぁ、みな!町民達を早く遠ざけて欲しい。」
「ですが、ミランダさん一人で大丈夫なんですか?」
「私一人ではない。A級ランク以上の冒険者達と共に魔物をとめる。それに私達以外のギルドにも応援を頼んだ。だから大丈夫だ。」
「なら大丈夫ですね。」
ライチはブラウンの様にミランダがならないか心配だった。
「ミランダさん俺も闘います。」
「レベル2でランクも低いお前にはなにも出来ん、早くみなと共に逃げるんだ。」
「でも、ミランダさんをブラウンのように見殺しなんかに出来ません。俺も闘います。」
「ちっ、しゃあねぇな俺の能力は催眠だ、このマスクをつけて俺の側から離れんな。」




