ギルド入門編2
「まずは武器と防具を揃えましょ。いくらマジカルポケットがあるからって桑じゃ不安だもの…
あ、お金なら仮ギルドメンバー用のクエストを受けて返してくれたらいいわ。」
「いらっしゃいませいらっしゃいませ。おや?アズサちゃん〜」
武器屋の店主が手を振ってくるところを見るとこの武器屋はアズサの行きつけみたいだった。
「おじさん、初心者用の武器をください。今からダンジョンもぐる感じの」
「あら、三年ぶりの新人さんか…またすぐにやめねーといいがなぁ…」
「そうね、この子ならきっと大丈夫よ。なんせブラウンさんの弟子だもの‼︎」
「ブラウンさんのか、ブラウンさん元気か?」
ライチはこの問いに対して暗い顔で魔物に殺されたことを告げた。
店主はシビアな雰囲気にすまなさそうな顔をして悪かったと言った。
そして安くで剣を売ってくれた。
ライチは銅の剣を手に入れた。
そして防具屋にいき銅の鎧と銅の靴、銅の兜を手に入れた。
▽△▽
「ここがダンジョンの入り口ね」
ダンジョンは町の奥にそびえ立っており、上を見上げてもその高さははっきりと見ることができないほど大きかった。
「ダンジョンの入り口に立つと勝手にダンジョンに引き込まれるけど安定してね。」
そういうとアズサはダンジョンの前にたち全身を黄色い光に包まれ消えた。
そのあとを追うようにライチもダンジョンの前に立ち消えた。
▽△▽
「ここがこのダンジョンの一回層ね。今日は一回層のスライムを全部狩ったら外に出るから、まずはスライムに攻撃してみて。」
ライチは目の前のスライムを斬りつけた。
スパンッ‼︎
スライムはライチの攻撃で消し飛んだ。
「はぁ?レベル2でスライムが消し飛ぶってあんたどんな攻撃力持ってるのよ?私でもスライムは普通に消えるぐらいなのに」
とかなりびびっていた。
そしてアズサのステータスカードを見せられた。
「任意で攻撃力や防御力も見せれるからみて」
名前 アズサ・DN・スカーレット(非公開)
Lv25
職業 ギルドメンバー一員 D級
攻撃 2510(+100)
防御 800(+100)
俊敏 1050(−20)
器用 200(−30)
魔法 0(±0)
魔防 80(±0)
加護 なし
能力 変身(自分の触れたことのある人のみ)
【装備品】
極普通の剣(EE級)、極普通の鎧一式(EE級)
アイテムボックス支給品(上限50個まで)
となっていた。
そしてライチも自分のステータスカードを任意表示にして見せた。
名前 ライチ・D・イェーガー (18歳)
Lv 2
天職 復讐者
職業 ギルドメンバー一員(仮)見習い級
攻撃 35000(+15)
防御 35000(+45)
俊敏 50000(−600)
器用 10(−60)
魔法 600(±0)
魔防 9000(±0)
加護 魔王の加護 女神の加護
能力 なし
【装備品】
銅の剣(F級)、銅の鎧(F級)、銅の兜(F級)、銅の靴(F級)、マジカルポケット(SSS級)