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The Chaos Effect  作者: Michael Lange
第二反復 2010年
10/23

ある“Family” 仮説2              Stockbridgeの騒乱 仮説1

現実味を出すために当時あった店の名前や地名、団体、人名、作品名、事件名などが出てきます。そこはご理解いただけたら幸いです。

Tesifaはゆっくりと目を覚ました。目覚まし時計が世にも奇妙な音を出している。

私はぼーっとしながら周りを見渡すと壊れた目覚まし時計が目に入った。そうだ、うるさくて寝ながら手で強くたたいたんだった。眼前には10年間かけて元の家具のレイアウトが全く分からなくなった自分の部屋が見える。

私はもぞもぞと布団から出るとクローゼットから着替えを取り出し、着替えようと思った、が…

また増えてるな。

最近Melが可愛い服をいっぱい買い込んでいる。

「Tesifaはあんまり成長しないから服のレパートリーを増やさないと!」とかなんとか言いながら。どういう理屈だ?それ。

ヒラヒラしてる。ポイッ。

これは肌面積が狭い。おへそが出てる。どう見てもAmy用だ。Melが間違って入れたな。ポイッ。

I♡GEORGIAはダサい。ポイッ。

少しボロボロのジーパン。これ履こう。

男物の少し大きいTシャツ。これ着ようかな。

よし着たから下行こう。

階段から下に降りると面子はあまり揃っていなかった。

「おはよ。Tesifa。」

台所で目玉焼きを焼こうとしていたAmyが言った。

このごろAmyの私に対する態度が柔らかになってきている。よかった。

「おはよ。Amy。元気?」

Amyはフライパンに油を注ぐ。

「・・・。」

「まさかの無視?」

Amyが1個目の卵を割る。

「・・・。」

Amyが2個目の卵を割る。

「なんで?」

Amyが3個目の卵を割る。

「・・・うざい。」

Amyが4個目の卵を割る。

「それに気づけず大変申し訳ありませんでした。」

Amyが5個目の卵を割る。

「なんか丁寧。怖い。」

「まあまあ、それくらいにしておいたら?2人とも。」

Arbyが割り込んできた。

そのArbyをAmyが睨む。

Arbyはもう慣れているらしく反応しない。

「そうね。」

Amyがボソッと言った。

「おはよう。みんな。」

Grayが2階から降りてくる。少し貫禄のある声で言った。これで体格がヒョロヒョロとは驚きだ。どこから声を出しているのだろうか。

20分後・・・

全員揃った。(Chrisは数に含めない。)

Amyが朝食を作り終え(最終的に全員が手伝う羽目になった。やっぱりMelみたいにAmyは不器用らしい。)

第一印象…グチャッ

これ…食べられるのか?

午前6時25分


《復活の天使》は侮っていた。

《復活の天使》は舌打ちをすると《量産品の剣》を盾のように自分の前に掲げ身を守る。

そこに《針》が突っ込んでくる。

それを《量産品の剣》で退けたが…。

銃声。

「ぐっ。」

脇腹に9mmの銃弾が撃ち込まれる。

幸い貫通したらしい。治療が楽だ。

ただ目先の問題に対処しなければ。こいつは…なんだ?

「彼女のとこへは行かせない。」

低い声が聞こえた。

そこにいたのは長髪の…

「化け…物。」

悲鳴がこだまする。

午前6時59分


Menazeziはたぶん《祝福》の部下だろうと思われる人物を撃退した。

その人物は気絶しているのだろう。たぶん…そのはずだ。

その人物は背中から羽が生えており、どう見ても《転移者》だ。頭には白いスペイン風のヴェールをかぶっており、白いフラメンコドレスを着ている。

全身白なうえに動きにくそうだ。

「はあ。」

彼はその人物の名前を知らない。

よってその人物がどのような《魔法》を使うか分からない。だからその人物を拘束しなければならない。それかバラバラにするかだ。

彼は前者を選択した。

やり方は簡単だ。

呪文を唱えて少し身振りをするだけ。

አለም፣ ያንን(いつか必ず) ሰው ጠብቅ(わかる日が来る)

彼は指を鳴らした。

まあ、この《魔法》には身振りは必要ないのだが。

その羽が生えた人物は見えない拘束によって足と手を縛られている。

その後、彼女のポケットを探り何か隠し持っていないか調べる。

ヒトデのストラップが何個か出てきた。何に使うのだろう。他には何も持っていなかった。

まあ、こんなもんか。

午前7時7分


はあ…疲れた。

AmyとClydeとArbyが学校に行ったあと待っているのは掃除に洗濯その他諸々。

はあ…休憩しよ。

私は中古のPCをほったらかしにしてとある部屋に向かった。

そしてノックもせずに入った。

「よっ!」

「何度私の仕事を邪魔したら気が済むの?Tesifa!」

もちろんChrisの部屋だ。

Carmillaの部屋もいいっちゃいいが癇癪持ちなので少し近寄りがたい。

「はあ。」

Chrisが大きなため息をつく。

彼女は座っているゲーミングチェアで半回転すると、そこにあったチェストからチョコレートバーを取り出す。

「これで見逃してください。」

「よかろう。」

こうして私はこの部屋を追われた。

午前7時52分


Arnold Chattanoogaは木こりだ。

いつもはリーブス川の周りで木を切っている。

しかし今日は少し森がおかしかった。

「燃えて…いる?」

ジョージア州では山火事が起きることは少なくない。

しかし彼はその煙が自分に近づいて来ているように感じたのだ。

彼はそう感じるや否や走り出した。

煙とは反対側に。

しかしその煙は近づいてくる。

彼は森から655線に出たあと、ホッとした。

「勘違いか。」

その煙は遠くに見えているだけだった。

そんなことより彼に必要だったのは置いてきてしまったチェーンソーだ。

それがないと彼は仕事をすることができない。

取りに帰ることにした。

森の中ほどまで戻ると彼は気づいた。また煙が近づいていると。

どうするべきか、彼はそれがまた自分の妄想だと思った。

しかし…。

彼は見た。

炎をまとった何かを。

それはまるで…。

「プロビデンスの眼………」

午前8時5分


「そういえば忘れてた、これ。」

TesifaはChrisにお盆に乗った彼女の分の朝食を渡す。

「なんで忘れられるの?」

彼女はとても呆れた表情をしている。

「いや、冷蔵庫荒らそうと思ったらなんかあった。」

「ふざけんな。」

「じゃあ、そういうことだからねぇー。ばぁーいばぁーい。」

「二度と来るな!」

こうしてまたこの部屋を追われた。

午前8時25分

第一反復は2010年を舞台にしているため、もしかしたら当時なかったはずの店や場所が出てくるかもしれません。

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