表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
235/287

月輪の加護を受けし種族

2025/11/12


寝落ちして4月からの連続更新が途絶えたので詫び更新です……!

問題なければ今日の夜にもまた更新します……!

ステートウォッチにプレイヤーログを保存しておく機能があるのは知る由もなかったが、MMOであるならなんらかの方法で記録していても別におかしくはないのか。場合によってはロールバックするのに参照したりするからそれをゲームの設定に落とし込む為、といったところか。


というか黙秘権ないんだこの世界。ステートウォッチ付けてる睡醒者ならともかく、NPCでは装着しているのを見たことないので、濡れ衣着せられたら詰む可能性あるのなかなかにハードモードっぽい。そこは一部近未来的だが中世みたいな街並み故か。治安維持部隊というのも名目上で、実際は迷惑プレイヤー対策の団体なのかもしれないな。



「…………Ugh...(うぅ…) that was(すっごく) really(気持ち) disgusting(悪かった).……Huh(あれ?), where am (ここどこ)I !?」



程なくして、突如としてクレイが目を覚ました。ソファから飛び起きると、ネイティブ過ぎる流暢な英語で慌てふためく。



「随分とグッスリだったね眠り姫、夜空からのスキージャンプは気絶する程綺麗だったらしい」


「レオ!ンー?Hotel……にしては狭すぎマース。shed(物置)デス?」


「取調室だってさ。オレと彼、そしてキミの三人仲良く留置中」


「What!? ……!ゴーニュがいまセーン!?」


「ああ、従機士Type-Tは危険性がないと判断して現場に置いて来た」


「Why!?なぜ連れてこなかったデスか!?」


「……。移送するにはあたって貴女アナタと従機士を抱えた場合、万が一の事態に対応出来ないと困ると判断した為やむを得なかった。それと手荒な対応をした事、心より謝罪申し上げる」



軽くパニックになっているクレイとは対照的に、冷静沈着なケーラはクレイに近付くと軍帽を取り、深々と頭を下げる。


……ん?なんか頭頂部に角みたいな出っ張りが見えるが……そういう髪型か?それとも本物?リーラライフさんとは姉妹関係らしいが、耳もエルフ族であるリーラライフさんとは異なりとんがった形状の耳じゃないのは……複雑なご家庭なのか、そ()()()()()()()()()()()()()なのか。まあ野暮な詮索はやめておくか。



「ねぇキミ、その角?ってなんだい?本物?それともアクセサリー?リーラライフの妹って事はエルフ族でしょ?なんで耳尖ってないの?」



野暮だろうがなんだろうが気にしない傍若無人がいましたねそういえば。


レオレクスは矢継ぎ早にケーラへ質問の波状攻撃を仕掛けると、軍帽を被り直したケーラは近くのソファへと脚を組んで座り、口を開いた。



「姉君と私は父は同じだが母が異なる。姉君はエルフ族の母から、私は鬼人族(きびとぞく)の母から生まれた」


「キビトゾク?機人族じゃなくて?」


「鬼人族はルナティス大陸の西端、その端の端。小さな離島にて定住している種族の事だ。私が把握している限り、同族はこの街にはいないから知らないのも無理はない」



キビトゾク……鬼人族(きびとぞく)か?プレイヤーが初期に選択出来る種族にはなかったはずだ。そうなると隠し種族か?ゲーム開始時の種族は選択性のゲームなのに隠し種族?

【用語解説】


鬼人族(きびとぞく)

LDDのプレイ開始時に選択出来る種族には含まれていない、氷魔法を得意とし膨大な魔力量と並外れた筋力を兼ね備えた種族。

月輪の元では魔法の威力、筋力共に大幅に上昇するがその反面、日輪の元では大幅に低下する側面を持つ。

月輪から降り注ぐ月光を浴びると魔力を回復する事が可能な体質で、元の膨大な魔力量もあって月輪下では魔力切れが起こる事はまずない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ