7.VS謎の警官 sideレイジ
ちょっと、何でいきなり射殺する流れなの?うわ、マジで銃構えてる。仕方ない。
「ショウニン、マヒダン、ソウテン、ハッポウシマ・・・。」
「ふんっ!」
真ん中にいた一人の左手首を掴んでそのまま投げる。そしてそのまま手に持ってたハンドガンを掠め取る。
「あんまり、この手は使いたくないんだけど・・・。」
左手でハンドガンを握る。狙いを定め、左の方を撃つ。しかし、手応えは無かった。
「ソンショウ、ケイビ、マヒダン、コウカナシ。」
マヒダン・・・麻痺弾。非殺傷弾か、なら効果なくて当たり前・・・いや、それはなくても堅すぎる。なら、
「ちょっと、失礼。」
起きあがろうとする真ん中にいた一人の頭をフリーになってる右足で踏み砕く。
ブチブチブチッと、ケーブルがちぎれる音がした。足にも金属の感触を感じる。
「ロボットだったか、疑問はたーくさんあるけど・・・」
始めは人と間違えたくらい精巧なロボットだ。コレがたった3台しかなくてこんなチンケなことしているわけない。多分、似たようなのがどっちゃりいる。
「さっさと終わらせて逃げるか。」
しっかし、残りの2台全然動かないな、
「commander003、キノウテイシ。」
「commander003、カラノ、シレイナシ。」
自立性無しか。まあ、都合がいい。
グシャッ、スパッ
残りの2台の頭部を消した。
下手に増援呼ばれるよりかはマシだからね。
「ほんとに、どうなってんの?
どうやら、レイジもレイジで異常な力があるようです。彼は一体何者なのでしょう?