表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

第1話 目が覚めると……

 1話目投稿です。いまいち、文章力がないなぁと思います。

「うー…ん」


重い瞼をゆっくりと開けて僕は目覚める。身体中がだるい感じがする、やはりあんな高いところから飛び降りたからだろうか。


「……って、何で身体中だるいで済んでるんだ!?」


そう、あの様なところから飛び降りたのだから身体中に激痛が走るはず、大量出血や骨折だって免れないはずなのに……。


それどころか、

「とゆうか、何で俺生きてんの!?」


まさか、あの自殺は夢だったとでもいうのだろうか?


いや、そんなはずはない。確かにさっき、あの廃ビルから飛び降りたはずだ。記憶がしっかりと残っているのだから間違いない。


しかし、現実問題、僕は生きている。


五感だってしっかりあるし、意識だって朦朧としているが、あることがわかる。


「もしかして、天国に来たとでもでもいうのか………?」


ファンタジーな世界が好きな僕でも、天国や地獄が本当にあるとはさすがに信じていない。


仏教やキリスト教などでは、天国というのはあると考えられているが、宗教なんてものは、自分はあまり気にしたことはない。


日本人なので、一応仏教徒であるが、教えそのものも、そこまで信じてはない。


閑話休題、仮に今のこの状況が自分が死んで、天国へ召されたのだとすれば、考えを改めなければならないのかもしれない。


「とにかく、起き上がらないと」


と、上半身を起こそうとしたときに自分の身体から、カサッと葉と葉が擦れたような音が聞こえた。


何かと思い、自分の身体を見回してみると、音の通り、大量の葉が自分に布団のようにかけられているのに気がついた。


「これは…」とつぶやきながら周りを見回した。


もう夜なのだろう、周りは暗く、余りよく見えなかったが、全く見えないという訳ではなかった。自分のいるところから、2mぐらい離れたところに焚き火があったので、少し周りが見えたのだ。


焚き火だけではなく、薄汚れた布でできた三角形の物体、その三角形の側面の一つの面に人が一人かがんで入れるような、穴が開いていた。どうやら、テントのようだ。


どうやら、今自分がいるのは谷底のようだった。岩でできた自然の壁が、自分がいる側と、反対側の少し奥に見えたからである。地面を見ると、壁とおなし材質であろう、岩の床が広がっていた。


焚き火とテント、そして僕を包んでいた葉っぱの布団。明らかにこのあたりに人が住んでいる証拠がたくさんあった。天国に住んでいる人はこのような暮らしをしているのだろうか。


天国の一般的なイメージに照らし合わせてみると天の国というにしては、やや地味な感じだなと思っていると、


「お、目が覚めたか?なかなか起きねえから死んだかと思ったぜ。」


振り返ると、そこには、見たこともないような美女がいた……。

本編、始まりました。果たして、君博の前に現れた美女の正体とは?次回は容姿について書ければなあと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ