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不倫を超える禁断の恋  作者: 水夜ほたる
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一目惚れ

夜がくるなら必ず太陽は昇り朝がくる。どんなに不安な気持ちや緊張感で眠れないとしても異動の日は来てしまうのだ。


 「行ってきます。」と家を出る時に彼女に言って職場に向かう。時間は1番混んでる時間帯の電車だ。この電車に乗ると早めに職場に着いてひと息つける。そうしてから業務に入る。今日から部署が変わるといっても毎日のルーティンは変えたくなかった。


 不安な気持ちを抱えたまま上司のところに行き、次の配属先を聞きに行く。

部署が変わると言っても持ってる資格は変わらなずやることは変わらないので、仕事量が増えるだけである。あとは部署によって1日のスケジュールが変わるので慣れるまでが大変とよく聞く。


 上司から次の配属先は1つ下の階の人数は少ないのに仕事量は多いと噂の部署だと伝えられた。

良くなった点は、1つ下の階になるから早く着くことと今までの環境が変わることだけである。次の上司の人が現れると職員の紹介や仕事の内容、流れを教えてもらった。


仕事の内容がある程度分かったら業務を一緒に誰かと入ってみようと言われて早速入った。


パソコンでの作業が主なので資料をまとめる。いろんな情報を集めて分かりやすい文章にして上司に確認をとる。

見やすさや短い文章でどれだけ印象に残せるかが重要になる仕事である。


そのまま理解をしたら上司の指示に従い、業務をすすめた。


慣れない環境で働いたからか目がいつも以上に疲れてしまい、ひと息つくために自動販売機のあるスペースに向かった。


扉を開けるどこの部署か分からない人達が楽しそうに話していた。私はその中の1人の女性から目が離せなかった。自分でも感じたことのない感情だった。『綺麗』や『可愛い』では表現できない不思議な感覚を感じた。


名前も部署も年齢も分からない…。けど、ひと息つく時間になるとその女性がいるのではないかと期待してしまう自分がいた。


ひと月が経つと時々、その女性とすれ違うことがあり挨拶をするぐらいにはなったが、その時感じる不思議な感情がなにか分からなかった。


その感情にモヤモヤする中、「今日、2人で飲む予定だけど一緒に飲みませんか。」と土曜日の夕方に同じ職場の同僚から連絡があった。誘われた日にちは仕事がちょうど定時上がりの日で同棲してる彼女も夕食は誰かと食べに行くと連絡があったので「行けます。」と連絡をした。


彼女と同棲をしていながら他の女性と飲むなんていいのだろかと思ったが、モヤモヤしてる感情を知るきっかけになるのではないかと思い、返事をしてしまった。


集合場所の駅に着くと連絡をとっていた同僚の女性が先についていたらしく、駅まで向かいにきてくれた。


異動したばかりの緊張感とモヤモヤしてる時じゃなければ、恋に落ちている。


着いていくとお店に着いた。


中に入ると配置の仕方がおしゃれでカウンター席がある飲み屋がはじめてだったので緊張した。


同僚の女性は「言いたいことをたくさん言えるようにとはづきと先に飲んでいたよ。」と教えてくれた。


名前を覚えるのが苦手だから『はづき』という人が分からなかった。


奥に進むとお酒を飲む姿がとても綺麗な女性がいた。


普段のスーツ姿とは違い、私服だからすぐには分からなかったが、最近よく考えてしまう女性だった。


彼女を見た瞬間から、胸の内側が暖かくなり彼女から目を離せなくなってしまった。それと同時にこの不思議な感情は『恋』だと気づいた。


人生で、はじめて本気の恋をした。

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