第16話『ギャグ魔法とたこ焼きの街』
かおるの魔法が暴走した結果―― たこ焼きが空から降り注ぐ街、その名も「タコヤ・シティ」が爆誕していた。
「この街、完全に食フェス状態なんだけど!? てかどの家にもソースの匂いする!!」
街の人々も混乱している。
「うちの子がたこ焼きしか喋らなくなったんですぅ!」 「たこ焼きの霊が取り憑いたって神主が泣いてるぞ!」
そして、空を切り裂いて現れる新たな敵。
「我ら、焼きそば教団。ギャグ魔法など許されぬ……すべては、麺の意志のままに!」
「何!? 今度は炭水化物宗教戦争かよ!?」
■焼きそば教団の幹部登場
その名も“ソース皇帝マンダム”!
「ギャグで民を惑わす者よ……焼きそばこそが真理! 麺を啜らぬ者に未来はないッ!!」
■かおる、立ち上がる
「ギャグ魔法は、みんなに笑顔を与えた……! 俺は、それを信じてるんだ!! 聞けぇぇぇ!!“一斉タコパ・メガボンバー”!!」
ボッガァァァァァァン!!
巨大たこ焼きが空から降り注ぎ、焼きそば教団の天幕が完全崩壊!!
マンダム「ぐわああああ! 熱っ! しかもマヨネーズ入りぃぃ!!」
■戦いのあと
街の人々「たこ焼きも焼きそばも……うまけりゃいいじゃないか……」
「そうだ! どっちもうまい!」 「これからは一緒に“炭水化物祭”をやろうぜ!」
ヨシオ「なにこの感動のまとめ!? ジャンルはコメディだよね!?」
かおる「オレ、もっと強くなるよ……ギャグで、世界を救うって決めたから!」
エリュ「うん……(真顔でギャグを語られると一周回って説得力あるのよね)」
リリィ「つぎは、どんな街でギャグるのかな〜♪」
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